人はパンだけで生きるのではない

improving the quality of life

2022年7月の回想(1/2)

 

 

2022年7月に買った本

  • マーク・マゾワー著 井上廣美訳「バルカン - 「ヨーロッパの火薬庫」の歴史」
  • Number PLUS July 2022 イビチャ・オシム 日本サッカーへの遺言
  • 水木しげる「総員玉砕せよ!新装版」

 

①2022/07/09 第1回単独公演 「岡野博覧会」

ソロ初単独で公演3回はさすが

公演祝いは他にも踊り場、STORES他からも

めちゃいい席だった

 

  • 草月ホール 13:30- 1階SB列40-41。
    • 2列目ど真ん中の最高の席だった。
  • 去年の空気階段大踊り場のゲストで、準レギュラーな岡野さんと、東京03飯塚さんが出ていて、その際に飯塚さんから岡野単独やれよ、先にもう会場抑えるよみたいな話で沸いて、来年の夏には・・・まで詰められていて。本当に開催されたら行きたいなあと思ってたら本当に開催された。
  • 謝罪チケットの話
    • このライブなぜかヨシモトのFUNYチケットでの販売だったのだが、なんとご本人曰く「価格が高すぎる(4,500円)」ということで岡野陽一さん本人から謝罪を受けられる直tel権利付き版チケットが平行で出ていた。しかもなんと無料(謝罪電話有無でチケットの値段が変わらない)。
      • ちなみにチケットの価格は当然全然高くない。普通。
    • 名前と電話番号を元に、丁寧に一件一件電話をされたみたいで、なんとも手間のかかった神企画だが、草月ホール500キャパ×3回でMAX1,500人か。実際は連れ用にチケット複数枚で申し込んでる人(その場合もちろん代表者1名宛の電話になる)も多いとは思うが。
    • 7/4(日)の12:00~20:00ぐらいかけて終了したみたいなので、少なく見積もっても200~300名ぐらいには電話をされたのではないか。本当にご苦労様である。
    • お笑い芸人の方って「演者」と「素人」の線引きをしてる人が散見される。古くは90年代のナイナイからだろうか。
    • 多感な若い時期をリスク背負って、楽しくも苦労をして過ごす分、防衛本能的な特権意識が表出してしまうのかもしれない。
    • その中で、もしかしたら岡野さんの姿勢って謙虚という以前にとてもラディカルなものを内包してるのかもしれないと思った。
      • 極端に言えば「市井の一般人のことを素人と見下してる芸人もいるけど、俺たち別にそんな偉い人じゃないよ」的な。わからないけど。
    • それぐらい、素人数百人に(繰り返すが無償で!)電話かけてフリートークするって、かなり異常な企画であるような気がした。これが顔モテ系の若手芸人ならわかるんだけど、岡野さんである。
  • 私も無事に電話を受けることができて、ちょっとだけ歓談できた。
    • 想像するに、お客さんは大体以下のタイプではないか
      • ①自然体で特に準備なく、結果、岡野さん回しになるケース
      • ②バリバリに話したい内容準備して、岡野さんが聞き手になるケース
      • ③うまい具合にラリーするケース
    • 私は②だったので、割と一方的に喋ってばっかりになってしまって大反省。
    • なんかTV収録みたいだった。
    • もっとこう話せばよかった!とか、若い頃はよく思ったものだが、おっさんになるとそういうのはなくなって久しい。
    • あちこちオードリーなんかでよく話に出る、収録後に反省しながら歩いて帰るの話って、こんな感じなのかなあとか。
    • たった2~3分ぐらいの話でも大変興奮したので、アイドルのミーグリに課金する人の気持ちがとてもわかった。
  • 岡野さん、大変感じの良い方だった。
    • 「いい人じゃないと芸能界で長く活躍しない」というのは本当だろうなあとも。
    • 特にお笑い芸人は。昔であれば活躍する人の中に、悪い人や嫌な人もいたかもしれないけど、今はどの事務所も養成所を構えて、芸人の総数が増え続けているので、代わりがたくさんいる状態なわけで、悪い人や嫌な人を敢えて使う必要がない(競争力がない)。
    • また、面白くて人気があれば正義かもしれないが、情報技術の発達で視聴者の見る目が厳しくなってるとかもあるかも。
  • ライブの話
    • 1時間半ぐらい。
    • コント7本。どれも抜群に面白かった。
      • 風船
      • 唐草じじい
      • ハワイで牛丼
      • 幕間~3Dメガネ
      • 金メダリストを説教する
      • お墓が海物語
      • トイレのシステム
      • 幕間~ネタの葬式
        • 福男を拉致してパチンコ
        • 風俗嬢で最強野球チーム
        • 餃子耳の女性
        • 犬だけに向けたネタ
      • 妖怪の人間育て
    • 没ネタのコーナーがどれも最高だった。着眼点と発想力。
    • 第一回と銘打ってるからには、今後も続いてほしい。というか見直したいのでDVDや配信アーカイブ残してほしい。
  • 開演前、草月ホール横の公園にザ・マミィの酒井さんがいて、女子ファンに突撃されてた。
    • 直前に後述する水ダウのドッキリ企画(先輩がキレて後輩を帰らせようとると後輩は帰れない説)もあって、大変エモな関係性の直後で微笑ましかった。
    • 高橋是清公公園だったっけか。喫煙ボックスがあって、去年空気階段の単独annaを観にいったとき、かたまりさんもぐらさんも公園にいらっしゃったなあ。

 

 

 

②2022/07/10 THE CONTEへの道

ポスター
  • 於有楽町よしもとシアター。
    • 整理番号12番。最前列中央付近に座れた。
  • フジテレビが年末にやっている「THE MANZAI」と対をなす感じの特番「THE CONTE」を夏に放送することが発表され、コント芸人を多数ラインナップしているが、その中で1組だけ若手枠を設けるらしく、その選抜大会がこの「THE CONTEへの道」。ややこしい。
  • 選抜形式は、客投票で1人3組まで投票し最多得票の芸人らしく、入場時には出演芸人が書かれたメモを渡され、全芸人のネタ後に最近よくライブ感想フォームとして導入されているgoogle formで投票。ITである。
  • 有楽町よしもとシアターは何度か来ているが、フジテレビの収録を兼ねていて、通路に機材やスタッフがすごく充実していて初めての光景だった。MCはABE KOUJI、あべこうじさん。
  • 集計タイム後に優勝者がその場で発表されたのだが、放送日まで情報は伏せておいてくださいというお願いを初めて体験した。
    • 実際、観測範囲だとお漏らしはなかったように見えた。まあ言うて有楽町よしもとシアターのキャパ200ないしなあ。むしろ漏洩するとすれば、芸人側からの方が確率高そうw
  • そいつどいつ、オフローズ、カカロニ、ゼンモンキーが良かった。
    • そのうち、そいどいはもうある程度売れていて、ネタ番組にもよく出てるので、それ以外の3組に投票。
    • カカロニが意外だった。ゴッドタンでのキャラ漫才だけしか観たことなかったが、メタなコントで面白かった。いま栗谷さんのキャラ先行で露出増えてるけど、普通にネタがんばってほしい。
      • まーでもメタ視点って賞レース採点者からウケ悪いのかな。
    • ゼンモンキーがクオリティ的に抜けてた。キャラもいいし、ポストハナコという感じ(ワタナベだし)。
      • アウトドアグッズのコント。本当に綺麗な構成だった。KOC決勝でも全然おかしくないぐらいの出来。
  • 出演は、各事務所の8年以内の一押し若手らしい。
    • なので、一部「ん?」となるような、まあまあのごり押し感のある人もいたりいなかったり。
  • ライブとしては20組も観れて面白かった。
  • 数年前まで、ルミネtheよしもとで「若手ネタの祭典」という定期ライブがあって、香盤としては割と今回のと似たような、若手15組近く観れる良いライブだったが、やらなくなってしまった。
  • ネタって香盤や客層によって全然ウケ方違うので、放送で再鑑賞するとどう変化するのか楽しみ。

 

 

 

③2022/07/16 トムブラウン単独2022 がちょん十一朗

ニッショーホール

ほぼ最前の良い席

夢屋まさるさんからの公演祝いも
  • 新橋ニッショーホール
    • C-8席。2列目真ん中の特等席だった。
    • そういえば去年2021のトムブラウン単独は両国の江戸東京博物館だったし、先日落選したオードリーの1HRライブは新橋のイイノホールだったし、ケイダッシュは何か変わった箱の抑え方をするな。
  • 昼公演の公演名を「よる」とか、夜公演名を「ひる」とか、紛らわしいのでやめてほしいw
  • ゲストは去年に続きスーパーニュウニュウ。幕間にケイダッシュの後輩、かぎしっぽ、ブチギレ氏原。
  • 去年の単独の入場SEだった、みちおのうろ覚え歌がなくなっていてとても残念だった。あれ、脳が融けそうで面白かったのに。
  • 開幕、無事にメロンが割れてよかった。
  • 客との応答がある感じのネタもあってよかった。
    • ニッショーホールだったが、花道がある舞台だったので、そこを走り回るとまあ客席が沸くこと沸くこと。
  • トムブラウンは毎回、M-1の予選だと会場を沸かせているのに、なぜか二回目の決勝にいけないという不遇さを感じる。
    • まあ「合体漫才」というシステムが一緒だから、ということなんだろうけど、システムがわかっていても爆発してる面白さを考慮してもいい気がするのは贔屓か。
  • 漫才5本コント2本で1時間半の、大充実の単独ライブだった。
  • 一番面白かったのは剛力彩芽
    • 「あの歌から一段低くみられるようになった」
    • そんなことあるかもしれないけど、そんなことねえだろwと思った。
  • あとはみちおさん、もうちょっといい家に住めないものなのか。
  • 最後は一本締め。締まった。

仲の悪い事務所の後輩二人を仲直りさせるため、仮装をさせて撮影自由とのこと

帰りの通路にて

 

 

 

 

④2022/07/17 全日本コントファンクラブ 2022 寿司の回

趣がある案内板

ポスター

 

  • はじめてよみうりホールに行った。
    • 有楽町ビックは何度も行ってるが、そこの7Fとは。
    • 1階 O列 33-34番。先行抽選申込ながら、結構後ろ目の席になった。
  • 割と歴史ある毎年恒例ライブらしい。「寿司」「焼肉」「拉麺」の全3公演で、通し券を買うと丼?がついてくるのだとか。
  • 自分の席のうしろが60代ぐらいのおばあちゃんだったのだが、えらいゲラで、ずっと特徴的な笑い声あげてた。ラインナップやネタからすると随分感性お若い。
    • 蛙亭空気階段にも反応されており、お年を召してもお笑いが好きなのは大変結構なことだなあと思った。
  • 空気階段は単独fartでやってた高校生クイズ王のネタで沸きに沸いた。客層は女性多かったがw
  • 先週観た「THE CONTEへの道」の方が大会要素があるため全体的に締まっていた気はするが、これはこれで17組がのびのびとやっていて、見所のある良いライブだった。

 

 

 

⑤2022/07/20 真夏の笑フェス2022

 

 

 

 

長くなったので続きは後編で

n-u-n-u.hatenablog.com