人はパンだけで生きるのではない

improving the quality of life

2022年1月の回想

月日は百代の過客にて、ということで毎年過ぎ去るのが早いので備忘録代わりに毎月の心に残ったあれこれを残そうと思う。

 

2022/1/16 鈴本演芸場 柳家喬太郎

鈴本演芸場正月二之席。柳家喬太郎師匠。寄席にはたまにしか行かないけど喬太郎師匠の回は毎度スゴい行列だった気がするが、今回は開場時で200人ほどの列だった。前回は倍あった。やはりコロナ6波で新規感染者数増えてるからだろうか。1時間前から並んで、全然良い席に座れた。

喬太郎師匠は新作落語やとわれ幽霊。

・ほかに春風亭百栄師匠、柳家さん花師匠がよかった。(浅落語ファンなので枕だけで好きになりがちです)

 

2022/1/22 鬼越トマホーク単独 鬼の頂

・有楽町よしもとシアター。

・初鬼越単独ライブとおもいきや、定期ライブなんですな。

・客席3列しか埋まってなくて笑った。が、継続困難が心配。

・てっきりM-1ラストイヤーに向けて、殊勝にもネタをがんばっていこうという、脱ネタ弱い芸人の心意気かと思いきや、全然そうでもなく。ネタは1個だけで、ほぼコットンとのトークライブだったw

・客席3列分しか埋まってない割におっさん率高すぎ(私も貢献)

・坂井さんの彼女が来てたらしいが、もしかしたら隣の女性だったかも(ゲラだった)

・金属バットとのツーマントークライブ、ストロベリーショートケーキはチケット完売だったので、あれは金属ファンが占めてるということなのだろうな。

 

キンワカ60分

萩本欽一さんとオードリー若林さんの特番ラジオ。

・あちこちオードリーで毎週発揮されている若林さんの拝聴力に加えて、同じ東京下町出身ということでどこか親子な空気感のある、とてもいい内容だった。

・脱線すると、あちことオードリーの特徴って事前アンケートが無いことだけど、そういう番組となると自然とアドリブorientedな内容になるわけで、それを成立させるためにはところどころでオとす話術に加えて、純粋なゲストへの興味(これがないとウソ臭くなる)と、質問の角度(ただの凡庸な質問だとエンタメにならない)が必要になってくる。それを兼ね備えてるのが若林さんで、なかなかこれできる人いないだろうなと思う。

・カジサックさん(成功者アピールが強いのがニガテで最近は観なくなりましたが)が以前結構芸人との深掘り対談やっていて、いま思うと結構似た感じの面白さがあった記憶があるが、それのアップデート版があちこちオードリー。差はなんだろう、やっぱ佐久間さんという編集の差も大きいかもしれない。

萩本欽一さんって、もちろんかつての視聴率100%男で、国民的スター度で言えばビッグ3や松本さんを凌ぐ大スターだったわけだが、70年代にピークに達し、その後、日本が高度経済成長期に入りバブルに突入してくのと比例して、テレビを代表とするメディアの雰囲気も、とにかくより過激により過激にと、ひょうきん族が続き、その後とんねるずダウンタウンらお笑い第三世代らが過激さを求めて突き進んでいく過程で、過去のヌルい笑いの象徴として扱われていたように思う。

・それがここにきて、やっぱり欽ちゃんも凄いんだよという再評価に繋がる内容だった気がする。

 

全裸監督2

・遅かれながら正月休みで一気見。
・シーズン2ってシーズン1ほど話題に上がらなかったので、ちょっとクオリティ落ちたのかなーと勝手に心配してたが、観はじめたら止まらなかった。超面白い。もう一回見直したいぐらい。

・シーズン1は紆余曲折ありながら村西監督が上り調子の内容だったが、どうしてもシーズン2は下り調子、破滅していく内容になってしまうから、盛り上がりに欠けるとしたらそこなのかなーとは思った。が、私はぐいぐい引き込まれた。

・衛星事業の話は、当時子供ながらになにかで目にした記憶はあって。「空からスケベが降ってくる」も、なんか聞き覚えがあった。そんな90年前後の社会風俗史としても、とても趣き深い。

・それにしても「空からスケベが降ってくる」は、今までの人生で見聞きした中で本当に最高のコピーだと思うw もちろんきちんと意味を表現しているのだが、パッと見でのちょっと何言ってるかわからない感が最高。あとバブル特有の高揚感も。

 

浅草キッド

・遅まきながらピンちゃん監督の浅草キッドを視聴。

・なるほど確かにナイツ土屋さんが絶妙な存在感。

・昭和風俗史としても良い内容だった。

・色んな芸人さんが評価していて、感想付け加えにくい。でも神田伯山さんや伊集院さんも言ってたように、ちょっとキレイ過ぎかなーというのは確かに感じた。

 

引っ越し

・10年以上住んだ練馬から同棲のため引っ越し。10年以上も住むと、物品の整理が本当に大変だった。いかに自分が買うばっかでため込んでいたかを痛感。

・モノが多いとそれだけ視界に入ってメモリをちょっと使うので、これからはその辺を吟味した購買を心がけたい。収納領域を確保して、ちゃんとそれに収める範囲の持ち物にすること。溢れたら処分すること。

・せっかく買ったものを捨てたくないのは山々だが、家賃とスペースを勘案して年間保管料と見なして試算してみると結構安くはない額になる。

・新居の環境には大変満足。内見もしなかった(できなかった)ので賭けだったが。

 

白井産業ジグザグラック

・引っ越しに伴い、ベッド、机、ラック、本棚などそこそこの数の家具を調達して、それぞれ組み立てに精を出したが、その中でもちょっと感動したもののひとつ。

・組み立てやすさと説明書のクオリティともちろん質感も抜群だった。無印良品並。

・似たようなジグザグラックはたくさんあるのだけど、今のamazonってほとんど中国からの直送になっていて(出品者情報を確認するとわかる)、それを選んでいたらここまでのクオリティはなかったのではないか。

・そうでなくとも、木くずがひどい家具とか組み立て方がわかりにくいのは結構多かった。

・なのでamazonで買う場合は、ちゃんと出品者がamazonのもので絞らないとダメだなと改めて痛感した。検索がノイズだらけで全然機能してない。もはやamazonは商品探しに検索をするところではなく、商品の見当は外部でつけて、買うだけのところになりつつある。

 

ロサンゼルスアパレルのパーカー

・緊急事態宣言中はフル在宅、それ以外も週の半分以上は在宅なのだが、このところ日次の進捗会議でカメラONルールになったため部屋着として購入。

・それもあるけど、やはり在宅が常態化してきたので、そうなると日々の部屋着もユニクロからちょっといいものにしたくなってしまうんですよね。その流れでインナーも、Batoner、gicipi、fitforなんかの黒Tシャツを買い集めてしまった(ユニクロ+Jのスーピマコットンシャツもとても良い)。

・このパーカーは固めの生地でとてもよい。フードがよく立つ。それに暖かいので、このところ毎日一日中着てる。

・メイドインUSAで、タグの後ろに製作者?の顔が印字されていてユニーク。

・価格も8,000円ぐらいなので、ユニクロよりはほんの少しだけ高いにしても、その辺のブランドよりは全然安価。ループウィラーのパーカーに至っては2万ぐらいしたが、防寒性がそれほどでもないのと太ってきてキツくなってきたので、あまり着なくなってしまった。

・来年別の色買って着まわそうかな、と思うぐらい気に入った。

 

KEYUCAのドリッパーとKALDIのコーヒー

・出社時に必ず買ってるものの一つが微糖コーヒー500mlなのだが、それを在宅でもやってたところ、彼女に見咎められてしまった。

・なので、せっかく近所にKALDIがあってちょくちょく食料品買ってたのと、所用で寄ったとこのKEYUCAが閉店セールしていてそこでドリッパーが安く買えたため、にわかドリップコーヒーブームの到来。優雅な生活ぶっている。優雅な生活は最高の復讐である。

 

ポケモンアルセウス

・彼女の影響でにわかにポケモンを始めているが、本作はゼルダBotW感抜群。