人はパンだけで生きるのではない

improving the quality of life

THE FIRST SLUM DUNK(2022日)

THE FIRST SLUM DUNKを公開8週目でようやく観てきた。

以下、ネタバレありの備忘録的感想。

THE FIRST SLUM DUNK

 

 

私とスラムダンク

  • スラムダンクは定期的に見直してるマンガの一つ。
    • と言っても、激推しというほどではなく、推しキャラもいない。箱推し。当時は流川と三井が人気だったよなー。
    • 私がちばあきお先生作品が好きというのもあるが、スラダンは必殺技とかが出てこないのがよい(と言っても黒子のバスケは未履修)
    • まあリアリズムで言うとアオアシなんかもスゴいんだけど、あれって主人公が出会うキャラに結構嫌な子(それだけ必死だから)ばかりの印象が大きくて、それであんま好きになれなかった。
    • そういう意味だとスラムダンクは、まだアマチュア特有の美しさがあるとも言えるのかもしれない。
  • しかし、学生時代バスケ部どころかチームスポーツをほぼ通ってない自分なのに、何がこんなに心を震わせるんだろうな。
    • 心を震わせると言っても、感動とか泣くとかではなく、しみじみと感じ入る不思議な読後感を受ける。
    • 皆、無心にバスケをしてるからだろうか。
    • キャラの掘り下げ具合がちょうどいいのか。
    • 各キャラの背景や過去、例えばゴリ赤木の1年のときに弱小湘北でもがくところなんか、1話や数話使って掘り下げるのではなく、結構数ページ程度だったりするので、その辺が重くなり過ぎずちょうどいいのかもしれない。
  • 見返すたび、学生時代バスケ部入ればよかったなと一瞬思ったりもするが、それはそれで別人格になってたので、どうなんだろうな。

 

 

映像と声優

  • 映像はスゴい。井上先生の絵が動いている。
  • が、普段アニメ観ないもので、そこまでありがたみは感じなかったにせよ、でもとにかくスゴいと思った。
  • 同じくTV放送されていたときのアニメ版も見てなかったので、変更されたという声優は気にならなかった。

 

 

主題

  • 原作の編集なので主題もクソもないと思うが描かれているなーと思ったのは、まずチームスポーツの美しさ。
    • 子供にはチームスポーツをさせよという短絡的な育児論もわからなくもない。
      • それが人生において決定的に重要かは人それぞれになるのでわからないが、チームスポーツ経験によってしか培えない感覚みたいなものはあると思う。
  • それと男子学生特有の荒々しいバーバリズムかな。三井と宮城の喧嘩のくだり。
    • あそこはでも、宮城が神奈川に引っ越して公園で一人バスケしているときに対戦してくれたお兄ちゃんが三井だったとして、よくない再会時に何も触れない(気づかない)のもなんか変な話だと思った。

 

主人公、宮城リョータ

  • 主人公はまさかの宮城リョータ
  • 確かにスタメン5人のうち、唯一キャラの過去があまり触れられなかった(=余白がある)のが宮城リョータだった。
    • 井上先生が元々ガードをやっていて、そのポジションの人を主人公にしたかったが、派手さがないので云々という説も目にした。
  • でも、宮城の恐怖とその克服というのはそんな響かなかったな。
  • まあそれは未経験者だからわかんないだけかも。ビッグゲーム前の緊張というもののリアルが描かれているのかも。
  • エピローグで、宮城リョータも海外挑戦というのはうーんという感じ。
  • なんかそうそう海外挑戦すると安っぽくなっちゃうかな。まあ良いボーナスかもだが、やっぱスラムダンクってあの青春の一瞬の儚さがあってこそと思うので。
    • ピンポンなんかもそうだな。ペコだけがプロになるのが良い。

 

 

直後のファーストインプレッション

  • 見終わった直後の感想としては、残念ながらパンフやディスク買うほどではなかったかなーという程度だった。
  • と言うのも、どうしてもストーリーは原作に沿ってるのでリメイク的な感動に留まってしまうんですよね。過去の優勝決定戦を観てるような感覚だった。
  • ちなみに原作で好きなシーンは、
     ・飽くなき反復練習、神宗一郎
     ・豊玉戦裏で冬IHに向けての藤間のランニング
     ・県決勝リーグ陵南対湘北での、魚住「見つからんな(キョロキョロ)」
    このあたりだが、当然ひとつもなかったw
  • それはいいんだけど、それに匹敵する個人的好みのフックになるところがなかったかも。
  • 「這い上がろう。「負けたことがある」というのが いつか大きな財産になる」の場面は好きなのでよかった。
  • なにか教訓とかダイレクトな得るものが(私には)なかったのかもしれないな。

 

 

改めての感想

  • スラムダンクって女子との青春みたいな学生生活シーンなんかが希薄なのが、かなりストイックさを感じるのかも。そこがリアルなのかもしれない。
  • そもそもスラムダンクのキャラクターって、毎日TVバラエティやYoutubeや2ちゃんまとめやTwitterやってるようなイメージが沸かない。
  • その後バガボンドなんかを描く井上先生にそういうイメージがあるからかもしれないが、結構スラムダンクも求道的な作品というのは感じる。
  • そう考えると、本作は観る禅というか、瞑想のお供的なものかもしれないな。
  • 確かに作品通して描写にどこか静謐さがあるというか、割と淡々とした描写が徹底している。音楽含め。変に感動させるオーケストレーションBGMとかが無い。
  • ともあれ、この山王戦はスポーツマンガのマスターピースだろうし、それがこんな美しい映像化されたことはとてもありがたい。
  • なにかこれから一仕事集中しなきゃいけない、というようなときに観ると気分が上がるかも。それこそ定期的にスラムダンクを見直している私が、同じように本作を再鑑賞したくなるのかも。

M-1 2022 決勝 感想

2021の感想はこちら。

n-u-n-u.hatenablog.com

 

 

 

 

 

まさかのウエストランド優勝

  • 割ともうかたまった芸風的に、むしろ2回目の決勝進出は難しいのではないかとまで思っていたので、2回目の決勝に行けただけで快挙と思っていたが、まさか優勝までしてしまうとは。
    • いつかの鬼越のライブでのトークで、コットン西村さん曰く、ウエストランドはずっと面白かったけど長年決勝行けなかったのに急に(2020)決勝行ったのは、あれはベストアルバム型だからと言っていて、それもあって2回目難しそうかもなーという印象があった。
  • とは言え、かつての主軸だった「非モテからくる拗らせきった女性への妬み僻み嫉みウエストランドです」感は大分薄れていて、それがそこそこ大衆性を得た部分かもしれない。やっぱ世の半数を敵にするのは得策ではないとw
    • 「ひどいよ。女子は」とか好きだったのだがw
  • 「悪口漫才」というワードがトピック化し、一部の人が不快感を示していた。まあ気にする必要はまったくなかろう。
  • あるなしクイズのネタはタイタンライブで長尺なものを拝見しており、泣くほど笑わせてもらったのを覚えている。
    • 「フライヤー!」「ちがいます」「フライヤーだろ!」と執拗に繰り返すところ、偏屈さが生み出す笑いが増幅して、凄いのできたな!と思った。
    • しかしアレを高く評価するのは、本当に性格の悪いウエランファンだけだろうと思っていたので、それがまさかM-1の舞台で通用してしまうとは恐れ入った。

 

 

 

毒舌について

  • 優勝に至っては、ファーストラウンドで志らくさんが言った、誰も傷つけない笑いコンプラ偏重への揺り戻しの話が同感だった。
  • 松っちゃんも、毒舌にはまだ希望があるなと思った的な話をされていたが、テレビに携わる人には色々思うところがあったのかもしれない。
  • ウエストランドや去年のR-1お見しんの優勝ぐらいでそんな変わるとは思えないが、まあでも、SNS炎上やノイジーマイノリティなクレーマーを過剰に気にする必要はないのではないか、という知見や共通認識は徐々に集まりつつあるのでは。
    • センシティブな人に社会が際限なく対応し続けると、高コスト化と制約追加のキリがないぞと皆思いはじめてるのではなかろうか。それよりは思想の自由の方を尊び、許容し合う方が健康的なのではないかと。
  • 「毒舌」という括りで言うと、ビートたけしだってそれこそ師匠の爆笑問題もそうだし、近年も坂上忍さんやマツコさん、有吉さんと一定の需要はあり続けるわけで、毒舌というよりは批評性と呼ぶべきものかもしれないが、根強い需要は常にあると思う。マイルドなナンシー関的な。
    • 今回の最終決戦でも、ロコディのネタなんかはクオリティ的にはファーストラウンドと変わらないと感じたが、正直ウエストランドの直後だと、心を揺さぶる深さの部分で物足りなさを感じた。なんか芯食ってないな的な。そんなことはないんだけど。
    • やっぱり毒舌というのは立派で高度な技術で、例えばそれこそ自称毒舌Youtuberとか、クラスや職場の自称毒舌キャラとかって、独善的で痛いだけになりがちなわけで。
    • それをしっかり芸として昇華させているのは、井口さんのキャラだったり視点や技術の為せる技だったりするのだろうな。
    • でもほんと、一昔前だとこんなに片方(河本さん)の喋らなさって減点に働いていたような。
      • その辺の、正統派絶対視を壊したのはマヂラブだったのかもしれないな。
      • それで言うとキャラ漫才の壁を壊したであろうオードリーなんかもいたわけで、こうやって今回の毒舌漫才の勝利により、面白ければ何でもありなM-1の幅だったり可能性だったりがまた広がったのではなかろうか(毒舌漫才でも優勝できると)。

 

 

 

新審査員

  • 山田邦子さんの審査が、1組目のカベポスターに84点で、2組目の真空ジェシカに95点と、かなり点差のある評価ではじまった。
  • そうなると実質邦ちゃん次第で順位が決まる、邦ちゃん-1グランプリ化を危惧したが、終わった結果を検証すると、含む邦ちゃん・除く邦ちゃんで、案外順位は変わらなかったらしい。不思議なものだ。
  • ホント、当初は点差の偏りは激しいわ、コメントも浅いわで、こりゃ相当叩かれるのでは?と危惧した。
  • 結果的に今回は順位への影響は少なかったが、次回以降どうなるかなー。まあ影響ないなら変わらないか。

 

 

 

さや香

  • ただ、大会通じてのベストネタはさや香の一本目「老化」ネタだったと思う。
  • さや香は5年前の決勝で見て、そのあともネタ番組やライブで折に触れ観たが、ファンの人には申し訳ないけど悪くはないけど、スゴい!には至らない、たくさんいるグッド漫才師群の一人だった。
  • が、今回のネタは熱量や展開が引き込まれるもので、M-1史上屈指のしゃべくり漫才だったと思う。
  • 去年のオズワルドの1本目もそんな感じで、当面それを超えるのはオズワルドだけだろうと思っていたので、本当に意外だった。
  • なので、順当に行くとさや香が2本目も同レベルのネタを持っていて、それで優勝するのではと思っていたら、セフレネタみたいな流れになってしまって(結果そうではないんだけど)、ちょっと、あーあという感じで逃してしまった。一番悔しいだろう。
    • 私も下品なネタは嫌いではないが、思うにそれ系をやるには、さや香のお二人のビジュアルが良すぎて笑いにくいのではなかろうか。
    • あれをもし、それこそ井口さんや、畠中さんだったら、モテなさそうということで、また違ったウケ方だったかもしれない。
  • まあ、2本目については開始で結構派手めに新山さんが噛んじゃって、それをフォロー・回収できなかったのも「あれ?」となって、響いてたりするのかも(オードリーの「噛んでんじゃねえよ」「お前がなんとかしろよ」「なんとかできてたらストレートに決勝に行ってるよ」という挽回がキサラ仕込みとは言え神業すぎるのだが)。
  • その後のM-1反省会でマヂラブ野田さんが言っていたが、やはり2本強いネタを用意するのって普通無理なんだろうな。

 

 

 

決勝の観覧

  • あと気になったのは決勝戦の客層。
  • たまに映る映像で、いつもより男性の姿が多い気がしたが、どうなんだろう。私の気のせいだろうか。年ごとに徐々にそうなってたのだろうか。わからない。
  • 基本M-1に限らずTV観覧って笑い声の質的に(男性の笑い声はどうしても重いので)若い女性を多めに入れるが、有料のM-1サポーターズ向けにとか、その辺の客入れ系に変化があったのだろうか。
  • よく言われる、M-1の準決勝までと決勝で、客層が違うから通じる笑いにも違いがある的な話の件、改めて考えてみるとフェアじゃないとまでは言わないけど、やっぱり演者にとっては競技上無用な障害なのではなかろうか。
    • とは言え、仮に自分が決勝の観覧参加できたら、笑うように&デカい声で笑い過ぎないように、邪魔しないよう気を遣うの大変だろうな。
  • まあ番組的にはメガビッグイベントだし、準決までお金払ってまで観に来るコアなお笑いファンと、TVの前のお茶の間の乖離をなくすという意味もあるかもしれないが。
  • しかし準決すごいウケてたのに決勝でウケない、という事象は大会として是正していい問題だと思うなあ。どうでしょう。
  • そういや、「佐久間さん」というワードで拍手笑い起きたのが意外だった。もちろん凄いけど、そこまで認知度あるっけ?的な。あくまで軸は裏方だし。かつての客層では起きないタイプの笑いだったのでは。
    • 私が知らないだけで、もう世間的にはテリー伊藤さんやおちまさとさんぐらいの認知度があるのだろうか。そりゃNHKのMCまでしたけども。 
    • それはともかく、佐久間さんがM-1の歴史に名を残した(ばかりか、そのコンビが優勝までしてしまった)瞬間を観れた。

 

 

 

その他のコンビ

  • 真空ジェシカのネタはすごく良かったので、最終決戦行けずに残念だった。
    • 正直あんまりファンというわけではなく、世間のお笑いファンの評価と自分の評価で乖離のある(まあ世間の方が正しいのだろう)コンビの一人だが、今回のネタは普通に面白かったな。
    • 決勝常連になりそうと期待されるのがわかった。
  • ヨネダ2000も、単独で見て面白かった餅つきのネタ。
    • ヨネダはワンチャン優勝あるかもと思っていたコンビだった。
    • 塙さんが触れていた、今回のネタの軸とした誠さんの気合のこもった「あーい!」という餅つきの部分。
    • あそこすごい好きなのに序盤全然ウケてなくって、あれ?!っと思っていたが、3回目ぐらいでやっとウケだしてよかった。
    • 発想力とかズバ抜けて面白いのだが、広義のリズムネタなので露出が増えると飽きられそうだなーという心配半分。
    • The Wで2年連続決勝行っているので、まあバレるというほど大げさでもないのだけど、さすがに来年は大分売れるのではなかろうか。
    • ということで、初の決勝進出で優勝できなければ次からは辛いかなーという戦前予想だったが、それを覆して、さらなる強いネタを生み出して優勝してほしい。先にThe Wかもしれないが。
  • オズワルドはいいネタ(「明晰夢」)だったんだけど、さすがに去年の一本目「友達」級の強さはなかった。
    • 単純に今年大分売れちゃって、ネタ作りの余力がなかったのではなかろうか。今年単独なかったし(2021年の単独「あたらしいとうきょう」はよかった)。
    • なので、2023年はちょっと出場見送って、2年かけて2本強いネタを仕上げてから、完全優勝狙って臨むのがよいのではなかろうかと勝手に思う。
  • キュウは予想通りの内容だったか。
    • 芸人ファンも多い、芸人's芸人な彼らだが、あんまやっぱM-1とか賞レースには向いてないのではなかろうか。
    • 平場で最後、太田さんの事務所だから不当な評価をされていると無茶なブッコみしところがハイライトだった。

 

 

 

人生変えてくれ

  • 全般的に今年は、食うのに困ってるレベルの芸人さんが居なくて、ちと寂しかったかも。
  • 「人生変えてくれ」というフレーズはやっぱ、2021のランジャタイ・モグライダーとか、2020の錦鯉、2019のぺこぱ・ミルクボーイ、2018のトムブラウン、2017のマヂラブみたいなコンビにふさわしい。
  • 別に苦労人が好きという単純な話ではなく、やっぱ20代30代の多感な時期に泥啜って笑いのために生きてきた人の起死回生を応援したくなるのよ。
    • まあいまは配信やYoutubeのおかげで、若手芸人でも結構食えてる人が多いというのもあるかもしれないが。
    • と言っても、Youtubeについては広告収入も厳しくなる一方みたいなので、状況に変化はあったりするのかもしれない。

 

 

 

敗者復活戦

  • あとちょっと残念だったのは今年の敗者復活戦で、これは!という発見だったり、スゴいのにこれでなぜ決勝行けない?!というネタがなかったかな。
  • 今年の3組はオズワルド、シンクロニシティかもめんたるに入れたが、去年の金属バット、ヘンダーソン、ヨネダ2000よりはちょっと下だったかも。
  • 特に去年はヘンダーソンがすごい私の中で発見だった(おかげで今年単独にも行った)ので、今年はそういうのがなかったかな。
  • シンクロニシティは前から好きで、今回トップバッターのも本当に良いネタだったと思うし、単独があれば行きたいぐらい。
    • 今後どうしていくんだろうな。会社やめてプロになるのか。
    • ただ、ラランドみたいな売れ方は想像できないなあ。やっぱサーヤさんは華ありすぎたからな。
  • ダンビラムーチョそういえば面白かったけど、小道具の使用ってありだったっけかw そっちの方が気になっちゃった。

 

 

 

ふたたびウエストランド

  • それにしてもウエストランドはこうなると単独ライブ観たくなるけど、もう開いてはくれないんだろうなあ。
  • 本人が言っているように、そこまで漫才師漫才師した信念みたいのは持ってなかろうし(あくまで世に出る手段であって)、タイタンライブと大きなネタ特番で披露するぐらいに今後ネタ活動は抑えていくのではなかろうか。
  • 万が一にでも、有吉さんに次ぐ毒舌系タレントとしてブレイクしたりした日には、一切ネタやらなくなりそうw
  • ナルゲキの出番がどうなるか、めちゃ減っていくのだとしたらそれは寂しい話だが。
  • あと、河本さんどうなるのだろうか。あのレスポンスレベルで来年一年間TV収録をサヴァイヴできるのだろうかw まあ、とりあえずいつまでもギャラ折半で仲良くやっていってほしいなと思う。
  • 単独ライブの件は、社長が無理矢理にでも開催させてほしいw そして爆問イズムの後継者に。
  • ホント、ウエストランドは初めて観たの2011とかM-1休止期間のTHE MANZAIだったかな。まだ結成3年目とかで。「そうです。僕がいっぱい喋ります」と唐突なメタセリフが抜群に面白くて好きになったのを覚えている。
  • それで2020にやっとM-1決勝行ったと思ったら、全然ハマらなくって、すごく残念に思うも、芸風的に決定的にM-1ウケしないのかもなあと残念に思っていた。そんな今年はトークライブ猪突猛進にも行けた。
  • その程度には好きだったので、優勝は本当に感慨深い。

 

 

 

来年

  • 来年はM-1サポーターズ入ろうかなーと思った。FBアカウント作るのが怠いが。
    • 多分、世の中で最も面白いお笑いライブのひとつって、M-1の準決勝だと思う(そしてよしもと有料会員なのにチケット取りにくいという)。
    • いまは配信もあるけど、配信より生の方が1.5倍ぐらい面白いんだよなあ。

2022年7月の回想(2/2)

7月はお笑いライブ6本も行っていたらしい。

長くなったのでこれの続きです。今月はバラエティの名作も多かった。

n-u-n-u.hatenablog.com

 

 

 

 

⑥2022/07/23 蛙亭単独 Sheep the Underworld

公演ポスター(反射は別の方です)

帰りに寄ったタワーレコード空気階段fart DVD販促コーナー
  •  新宿ルミネtheよしもと
    •  J列8-9。会場のど真ん中の見やすい席。
    • 今回から蛙亭単独が電子チケットになったみたい(前回半年前の単独は紙チケだった)。転売防止に電子チケット化は大賛成。
      • 電子チケットになるだけで随分転売も減る。同行型が残ってるみたいだが転売目的だと非効率だろうし。
  • 半年ぶりの単独。なんだかんだで半年おきに単独って結構ストイックだなあ。
  • いつもの蛙亭ワールドで楽しめた。
  • ぼちぼちKOCへの勝負ネタの準備の時期か。
    • 思えば一年前は渋谷∞ホールで単独をやっていて、その中の「no.164」というネタがKOCで披露された。
  • ファンクラブ開設の案内があり、若手中堅で開設するの増えてきたなーと思った。空気階段、キュウとか。
    • というわけで、蛙亭に限らず固定ファンクラブに入らない系の人(色んな芸人が好きなので)としては、ぼちぼちチケットも取りにくくなるのかもしれないなー。
    • まあもちろんそれによって、その芸人が何よりダントツで好き!という人にチケットが周りやすくなるのなら、それが当然よいのだろう。
  • 蛙亭の単独って結構客層が若い女性層が多く(半分超ぐらい)、そこが結構お笑いファンから支持されてるコンビという感じがする。
  • 以下ネタ。蛙亭はタイトルを先に出してくれる。
  • 半サイレントコントのRNみつばちイエローが面白かった。
  • ただ、1時間ぐらいの構成で、ネタに繋がりがあるわけでもなく、若干マンネリ感もなくはない(面白いんだけど)。
    • せっかくいま人気あるんだし、単独公演でネタ間の繋がりを含ませるとか、賞レースやTV向けではない長尺の、自分たちならではのメッセージ性だったり描きたいテーマのあるコントを最後に置くと、より締まるようになる気がするが。作家でもないのに偉そうにスミマセン。
      • これが漫才師(あるいは漫才師寄りの芸人)だと、どうしてもそういう練った構成が難しいんですよね。 
      • イワクラさんはゴッドタンのマジ歌なんかで見る限り、メッセージ性は持ってる方だと思う。
      • まあとは言え皆が皆、バナナマン東京03、さまぁ~ず、空気階段を目指すべきかというと、そういうわけでもないかもしれないが。

 

 

 

⑦銀座松屋ちいかわゆうえんち

ちいかわゆうえんち

割とアサイチだった
  • 銀座松屋でちいかわゆうえんちが開催されるも、先行抽選が全然当たらず。5日分注文して全滅。
  • その後、重複申込が発覚したみたいで、空き分への先着申込が案内されて、サーバーダウンを乗り越えてなんとか予約できた。
    • こういうの見るとAWS使えば解決するんじゃないかと思わなくもなかったが、オートスケールでもこうしたチケット先行のリクエスト殺到は対応に限界があるのだろう。本当に最初の数分のみだろうし。
  • その先着申込はなんだかんだで多くの人に行きわたったみたいなので、逆に一週目の先行抽選の異常な倍率がなんだったのだろうか。
    • やはり転売ヤーなのだろうか。本当に迷惑な話だ。
  • ちいかわはコンテンツ需要の割に、供給側の体制が追い付いていない感じがするなあ。
  • しかし銀座松屋の催事コーナーでの対応は、案内や誘導、会計が大変整備されていて感心した。おかげで気持ちよくお買い物ができた(2万ほど)。

 

 

 

アメトーーク 7/19 ダチョウ倶楽部SP

  • 先日亡くなられた太陽様上島さんの追悼番組。
  • 「今こそダチョウ倶楽部を考えなくてどうするんだ」というキッカケでの企画らしく、とても良いなと思った。
  • 昨今の、多様性を容認して誰も傷つけない笑いに対する肯定や否定意見は多々あれど、考えてみたら、人を傷つける笑いってなんなんだろうな。
  • どれだろうと思いつつ、ダチョウ倶楽部の笑いは確かに物理的痛みを伴う笑いが多かったしポンコツ弄りでもあったが、でもなんかベタに徹していたせいだろうか、それとも人柄だろうか、優しい笑いであったような気がする。だから余計に多くの人にとってショックだったのだろう。
    • タレントの影響力というものを久しぶりに感じた。
  • 先日、鬼越トマホークのYoutubeで、水ダウきっかけで山田邦子さんとコラボしていたのを見てふと思い出したが、山田邦子や中山秀征、森脇健児赤坂康彦といった、90年前後のバブル期の売れっ子タレントが90年代を通して栄枯盛衰、テレビの露出が一気に減っていったのって何故だろうと思ったのだが、その一因は間違いなくダウンタウンの関東進出(と吉本NSCからの無尽蔵のお笑いタレント供給システム)によるもので、ダウンタウンの笑いが圧倒的な正義となったことで「ちょっと面白い」レベルのタレントが一網打尽にされたのではなかろうか。
  • そう考えると、ダチョウ倶楽部ってそうしたダウンタウン世紀の洗礼を浴びながら、ゴールデンの冠番組MCとか、そうしたいわゆる天下取り系ではなかったかもしれないけれども、クラシックな笑いを生める稀有なバイプレイヤーとして第一線でサヴァイヴし続けた(アメトーークで定期的にスポット当てられる程度に)わけで、本当に偉大だと思う。老若男女全方向にリーチする、偉大なるベタ笑い。
  • 2020年代以降にダチョウ倶楽部の後を継ぐ芸人って出てくるのかなあ。
    • いまの中堅・若手でやがてそのポジションにいけそうな人ってちょっと見当たらない。
  • 難しいのは、現代のお笑いって平場のフリートークができる「賢さ」がないと継続的に露出できないところがあって、ダチョウ倶楽部はそこを捨てているのに、3人とも天然で輝くという奇跡的なポジションにいるので、これを今の時代に再現するのは考えてみると相当難しそう。賢くないと出てこれない時代ながら、賢いとダチョウ倶楽部ではない、的な。
    • あと、自我や自尊心を振り切って、みっともない自分を晒すというのも、現代のブランディング(嫌な言葉)全盛の時代には希少だったりするのかなあ。
  • また、ベタな笑いって何だろうな。エンタの神様産のキャラモノが近いような気がするが、あれやっぱ人工的過ぎるんですよね。作家やDによる人造芸人的な。
    • どこか魂が乗ってないから、後年「実は違うんです」みたいに脱キャラされる程度のキャラなわけで。
  • 考えると難しいけど、まずはでもシンプルにトリオで3人揃ってのギャグからなのかなあ。そう考えるとバビロンの〆の「ずっ友~」はダチョウイズムを感じる。

 

 


水曜日のダウンタウン 7/6 説教早く帰らせ選手権

  • 岡野さんとザ・マミィ酒井さんの子弟愛が美しすぎてもらい泣きした。
    • ピュア過ぎるんだよなあ。
    • マジモンのピュアさの前には、合理性とか小賢しさとかどうでもよくなる。

 

 

 

⑨ラランドYoutube ニシダ更生プログラム

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  •  日頃の行いに問題があるらしいニシダさんの更生企画。
    • 芸人たるもの社会不適合上等な部分はあったけど、最近はそうでもないというか、率直にそういう前時代的な不適合さそのものは別に面白くはないよな、という流れはあると思うので、余計に笑いになりにくいニシダさん。
  • ラランドは、ブレイクきっかけとなったM-1 2019での予選(3回戦とか)を見て、女の子が可愛くてスター性があるなあと思って印象に残っていたが、敗者復活戦で認知が広がって一気に翌年売れて行った。
  • が、最近ではサーヤさんがアメトーークの若手女芸人回なんかで、なにか新しい価値観のオピニオンリーダーぶった痛い感じになってしまい(そういう編集や背負わされるキャスティングに原因があるのかもしれないが)、ニシダさんはニシダさんで、お金にも女にもだらしない、率直に言って「第7世代ブームで調子に乗ったクズ芸人」ムーブな感じでやはり好きになれず、あちこちオードリーなんかで言っているところでは、関西進出して地肩を鍛えているそうだが、あんまり私にとってはnot for meな枠の芸人だった。
  • 仕事で遅刻は繰り返し、かといって収録で爪痕残そうとがんばるわけでもなく、5時間特番では一言も喋らず、フリは受け流す上に大喜利からも逃げ続ける。
  • 台本もマジメに読まないので進行もできず、結果サーヤさんの一馬力になってしまっているラランド。
  • Youtube放送作家、事務所のマネージャー、レギュラーラジオのスタッフ、レギュラーテレビのスタッフ、放送作家、佐久間さんなどから徹底的にマジのエグったダメ出しをされ続けるニシダさん
  • 見方によってはほとんど洗脳セミナーみたいな内容ではあったが、それと違うのは、元々ニシダさんがサイコパス系というか、立場が同等以下の人に注意されては逆ギレ的に開き直ったり、自分のことを指摘されても「どうしてですかね~」などと他人ごと化して「組まない」し、きちんと内省できない人というのがある。
    • あ~こういう人っているな~!嫌われるんだよなーと思いながら観てた。
  • フルボッコされるニシダさんに途中まで「そりゃそうだろ」と思いつつも、でも人は皆完璧ではないわけで、どこか自分にも思い当たるところもある。
    • 自分だっていまのニシダさん、26~27ぐらいの時は世間をなめ腐っていて、確かに周囲から注意されてもちゃんと向き合わなかったような気がする(だから周囲と色々衝突もした)。
    • 帰国子女でお坊っちゃんとして生きてきたニシダさんだから特に、そうした社会的洗練がまだなってないのかもしれない。
  • TBSラジオの協力企画+ニシダさんの憧れの芸人ということで、ゲストになんと南海山ちゃん。
  • 1時間ひたすらダメ出しをされて、さすがに涙を浮かべるニシダさんの前に、最後の刺客として山ちゃんが登場する。
    • その山ちゃんの寄り添い方よ。これは若ちゃんにはできないのではないか。
    • たりないふたりで、若ちゃんにフルボッコにされていた山ちゃんとは思えない、ニンの強さはさすが。
    • 山ちゃん曰く、自分のライバル3人のうちに、ニシダが入っているというのはさすがにリップサービスに過ぎると思うが。だって山ちゃんの類タレでニシダさんが入っているなら、マヂラブ村上さんの方が遥かに入っていそう。
      • そもそも現実的には麒麟川島さん、銀シャリ橋本さん、そしてオードリー若林さんあたりが競合なのでは。
  • あと佐久間さんもさすがの見識とコメント力だった。見抜き方とか視点とか。
    • 言っても、届かないんだろうなあ。
    • 本来ボケで自由にやるべきサーヤさんが、回しまで全部やっている状況なので、ニシダが普通にがんばって進行とかできるようになるだけで、4段階ぐらい上にいける。
    • スタッフは敵ではなく、一緒に番組を作る仲間。
  • その後いろいろ好転してくれたらそりゃいいが、好事魔多しというか、そんな簡単に人間変われないんじゃないかとも。

 

 

 

⑩空のドリップバッグ

  • 超便利
  • 特にこだわりがあるわけでもないカジュアルコーヒー飲みなのだが、KALDIでコーヒー粉買っても、ドリッパーの洗いものが増えるのを敬遠して、ちょっとだけ飲むのには結局ドリップバッグを使ってた。
  • なので、なかなか粉の方は減りが遅いのだが、これを使うことでセルフドリップバッグになるので超楽ちん。
  • 1枚あたり10円ぐらいなので、ペーパーフィルター&ドリッパー洗う手間考えると全然コスト気にならない。
  • コーヒー粉は大体200g/600円ぐらいのもの。
    • KALDIは結構セールもやっていて、たまに半額でブルマンもそんな額で買える。
  • なのでカフェオレ一杯、40円ぐらい。わりと経済的で、いろんな粉も試しやすくて大満足である。

 

 

 

⑪午前0時の森 7/5 ゲスト山里亮太

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  • たりふた再び。さすがの山里節を堪能できた。
  • 山ちゃんが完全にかかり過ぎてた感じだったので、さすがにこれを毎週はキツいだろうけど、半年に一回とか四半期に一回ペースで山里回やってほしいなあ。楽しすぎる回だった。
  • 午前0時の森の内容、山ちゃんが「こういうのやりたかったのよ(なのに水卜ちゃんとなんて!)」と言っていたけれど、確かにほどほどの時事感で四方山トークするというのは、ニンの部分に過剰に向き合いすぎた若ちゃん山ちゃんにとって、とてもよい塩梅な内容な気はする。
    • それで確かに、何をしてるんだ安島さん!早く!と一瞬思ったが、さすがにたりふた終了して間もないのに、また二人のトーク番組ってのもなあ、って感じか。さすがにもうちょっと時間を置いてからだろうか。

 

 

 

しくじり先生 7/8 ハマカーン神田を考える

abema.tv

 

  • ハマカーン神田さんがヤバい。逆バラエティモンスター。
    • 神田さんってちょっと前は美容キャラでやってたような気がするんだが、いまこんな拗らせになってるのだな。
  • その後オードリーANNでもSPゲスト回で出演していて、手ごたえについて語られていた。
  • 神田さん、単なるバラエティ苦手で露出減ったというだけの人ではなくて、受け身受け身こそしてないけど、独特の描写力もあるし、確かに跳ねる要素はすごい感じる。
  • なんというか新しい腐り芸人。マジ絶望というか。
  • ぜひゴッドタンの腐り芸人セラピーにキャスティングされてほしい。
  • あと、地味にやっぱり浜谷さんも腕があるよなあと思った。なんか吉村さんの類タレって感じがするので、いつでも同じぐらい売れてもよさそう。事務所力の差なのだろうか。
  • まああと、ノブコブとの違いはハマカーンの場合、ネタが普通に強い(それがかえってトーク番組での足かせになっている)というのはあるのだろうなあ。

 

2022年7月の回想(1/2)

 

 

2022年7月に買った本

  • マーク・マゾワー著 井上廣美訳「バルカン - 「ヨーロッパの火薬庫」の歴史」
  • Number PLUS July 2022 イビチャ・オシム 日本サッカーへの遺言
  • 水木しげる「総員玉砕せよ!新装版」

 

①2022/07/09 第1回単独公演 「岡野博覧会」

ソロ初単独で公演3回はさすが

公演祝いは他にも踊り場、STORES他からも

めちゃいい席だった

 

  • 草月ホール 13:30- 1階SB列40-41。
    • 2列目ど真ん中の最高の席だった。
  • 去年の空気階段大踊り場のゲストで、準レギュラーな岡野さんと、東京03飯塚さんが出ていて、その際に飯塚さんから岡野単独やれよ、先にもう会場抑えるよみたいな話で沸いて、来年の夏には・・・まで詰められていて。本当に開催されたら行きたいなあと思ってたら本当に開催された。
  • 謝罪チケットの話
    • このライブなぜかヨシモトのFUNYチケットでの販売だったのだが、なんとご本人曰く「価格が高すぎる(4,500円)」ということで岡野陽一さん本人から謝罪を受けられる直tel権利付き版チケットが平行で出ていた。しかもなんと無料(謝罪電話有無でチケットの値段が変わらない)。
      • ちなみにチケットの価格は当然全然高くない。普通。
    • 名前と電話番号を元に、丁寧に一件一件電話をされたみたいで、なんとも手間のかかった神企画だが、草月ホール500キャパ×3回でMAX1,500人か。実際は連れ用にチケット複数枚で申し込んでる人(その場合もちろん代表者1名宛の電話になる)も多いとは思うが。
    • 7/4(日)の12:00~20:00ぐらいかけて終了したみたいなので、少なく見積もっても200~300名ぐらいには電話をされたのではないか。本当にご苦労様である。
    • お笑い芸人の方って「演者」と「素人」の線引きをしてる人が散見される。古くは90年代のナイナイからだろうか。
    • 多感な若い時期をリスク背負って、楽しくも苦労をして過ごす分、防衛本能的な特権意識が表出してしまうのかもしれない。
    • その中で、もしかしたら岡野さんの姿勢って謙虚という以前にとてもラディカルなものを内包してるのかもしれないと思った。
      • 極端に言えば「市井の一般人のことを素人と見下してる芸人もいるけど、俺たち別にそんな偉い人じゃないよ」的な。わからないけど。
    • それぐらい、素人数百人に(繰り返すが無償で!)電話かけてフリートークするって、かなり異常な企画であるような気がした。これが顔モテ系の若手芸人ならわかるんだけど、岡野さんである。
  • 私も無事に電話を受けることができて、ちょっとだけ歓談できた。
    • 想像するに、お客さんは大体以下のタイプではないか
      • ①自然体で特に準備なく、結果、岡野さん回しになるケース
      • ②バリバリに話したい内容準備して、岡野さんが聞き手になるケース
      • ③うまい具合にラリーするケース
    • 私は②だったので、割と一方的に喋ってばっかりになってしまって大反省。
    • なんかTV収録みたいだった。
    • もっとこう話せばよかった!とか、若い頃はよく思ったものだが、おっさんになるとそういうのはなくなって久しい。
    • あちこちオードリーなんかでよく話に出る、収録後に反省しながら歩いて帰るの話って、こんな感じなのかなあとか。
    • たった2~3分ぐらいの話でも大変興奮したので、アイドルのミーグリに課金する人の気持ちがとてもわかった。
  • 岡野さん、大変感じの良い方だった。
    • 「いい人じゃないと芸能界で長く活躍しない」というのは本当だろうなあとも。
    • 特にお笑い芸人は。昔であれば活躍する人の中に、悪い人や嫌な人もいたかもしれないけど、今はどの事務所も養成所を構えて、芸人の総数が増え続けているので、代わりがたくさんいる状態なわけで、悪い人や嫌な人を敢えて使う必要がない(競争力がない)。
    • また、面白くて人気があれば正義かもしれないが、情報技術の発達で視聴者の見る目が厳しくなってるとかもあるかも。
  • ライブの話
    • 1時間半ぐらい。
    • コント7本。どれも抜群に面白かった。
      • 風船
      • 唐草じじい
      • ハワイで牛丼
      • 幕間~3Dメガネ
      • 金メダリストを説教する
      • お墓が海物語
      • トイレのシステム
      • 幕間~ネタの葬式
        • 福男を拉致してパチンコ
        • 風俗嬢で最強野球チーム
        • 餃子耳の女性
        • 犬だけに向けたネタ
      • 妖怪の人間育て
    • 没ネタのコーナーがどれも最高だった。着眼点と発想力。
    • 第一回と銘打ってるからには、今後も続いてほしい。というか見直したいのでDVDや配信アーカイブ残してほしい。
  • 開演前、草月ホール横の公園にザ・マミィの酒井さんがいて、女子ファンに突撃されてた。
    • 直前に後述する水ダウのドッキリ企画(先輩がキレて後輩を帰らせようとると後輩は帰れない説)もあって、大変エモな関係性の直後で微笑ましかった。
    • 高橋是清公公園だったっけか。喫煙ボックスがあって、去年空気階段の単独annaを観にいったとき、かたまりさんもぐらさんも公園にいらっしゃったなあ。

 

 

 

②2022/07/10 THE CONTEへの道

ポスター
  • 於有楽町よしもとシアター。
    • 整理番号12番。最前列中央付近に座れた。
  • フジテレビが年末にやっている「THE MANZAI」と対をなす感じの特番「THE CONTE」を夏に放送することが発表され、コント芸人を多数ラインナップしているが、その中で1組だけ若手枠を設けるらしく、その選抜大会がこの「THE CONTEへの道」。ややこしい。
  • 選抜形式は、客投票で1人3組まで投票し最多得票の芸人らしく、入場時には出演芸人が書かれたメモを渡され、全芸人のネタ後に最近よくライブ感想フォームとして導入されているgoogle formで投票。ITである。
  • 有楽町よしもとシアターは何度か来ているが、フジテレビの収録を兼ねていて、通路に機材やスタッフがすごく充実していて初めての光景だった。MCはABE KOUJI、あべこうじさん。
  • 集計タイム後に優勝者がその場で発表されたのだが、放送日まで情報は伏せておいてくださいというお願いを初めて体験した。
    • 実際、観測範囲だとお漏らしはなかったように見えた。まあ言うて有楽町よしもとシアターのキャパ200ないしなあ。むしろ漏洩するとすれば、芸人側からの方が確率高そうw
  • そいつどいつ、オフローズ、カカロニ、ゼンモンキーが良かった。
    • そのうち、そいどいはもうある程度売れていて、ネタ番組にもよく出てるので、それ以外の3組に投票。
    • カカロニが意外だった。ゴッドタンでのキャラ漫才だけしか観たことなかったが、メタなコントで面白かった。いま栗谷さんのキャラ先行で露出増えてるけど、普通にネタがんばってほしい。
      • まーでもメタ視点って賞レース採点者からウケ悪いのかな。
    • ゼンモンキーがクオリティ的に抜けてた。キャラもいいし、ポストハナコという感じ(ワタナベだし)。
      • アウトドアグッズのコント。本当に綺麗な構成だった。KOC決勝でも全然おかしくないぐらいの出来。
  • 出演は、各事務所の8年以内の一押し若手らしい。
    • なので、一部「ん?」となるような、まあまあのごり押し感のある人もいたりいなかったり。
  • ライブとしては20組も観れて面白かった。
  • 数年前まで、ルミネtheよしもとで「若手ネタの祭典」という定期ライブがあって、香盤としては割と今回のと似たような、若手15組近く観れる良いライブだったが、やらなくなってしまった。
  • ネタって香盤や客層によって全然ウケ方違うので、放送で再鑑賞するとどう変化するのか楽しみ。

 

 

 

③2022/07/16 トムブラウン単独2022 がちょん十一朗

ニッショーホール

ほぼ最前の良い席

夢屋まさるさんからの公演祝いも
  • 新橋ニッショーホール
    • C-8席。2列目真ん中の特等席だった。
    • そういえば去年2021のトムブラウン単独は両国の江戸東京博物館だったし、先日落選したオードリーの1HRライブは新橋のイイノホールだったし、ケイダッシュは何か変わった箱の抑え方をするな。
  • 昼公演の公演名を「よる」とか、夜公演名を「ひる」とか、紛らわしいのでやめてほしいw
  • ゲストは去年に続きスーパーニュウニュウ。幕間にケイダッシュの後輩、かぎしっぽ、ブチギレ氏原。
  • 去年の単独の入場SEだった、みちおのうろ覚え歌がなくなっていてとても残念だった。あれ、脳が融けそうで面白かったのに。
  • 開幕、無事にメロンが割れてよかった。
  • 客との応答がある感じのネタもあってよかった。
    • ニッショーホールだったが、花道がある舞台だったので、そこを走り回るとまあ客席が沸くこと沸くこと。
  • トムブラウンは毎回、M-1の予選だと会場を沸かせているのに、なぜか二回目の決勝にいけないという不遇さを感じる。
    • まあ「合体漫才」というシステムが一緒だから、ということなんだろうけど、システムがわかっていても爆発してる面白さを考慮してもいい気がするのは贔屓か。
  • 漫才5本コント2本で1時間半の、大充実の単独ライブだった。
  • 一番面白かったのは剛力彩芽
    • 「あの歌から一段低くみられるようになった」
    • そんなことあるかもしれないけど、そんなことねえだろwと思った。
  • あとはみちおさん、もうちょっといい家に住めないものなのか。
  • 最後は一本締め。締まった。

仲の悪い事務所の後輩二人を仲直りさせるため、仮装をさせて撮影自由とのこと

帰りの通路にて

 

 

 

 

④2022/07/17 全日本コントファンクラブ 2022 寿司の回

趣がある案内板

ポスター

 

  • はじめてよみうりホールに行った。
    • 有楽町ビックは何度も行ってるが、そこの7Fとは。
    • 1階 O列 33-34番。先行抽選申込ながら、結構後ろ目の席になった。
  • 割と歴史ある毎年恒例ライブらしい。「寿司」「焼肉」「拉麺」の全3公演で、通し券を買うと丼?がついてくるのだとか。
  • 自分の席のうしろが60代ぐらいのおばあちゃんだったのだが、えらいゲラで、ずっと特徴的な笑い声あげてた。ラインナップやネタからすると随分感性お若い。
    • 蛙亭空気階段にも反応されており、お年を召してもお笑いが好きなのは大変結構なことだなあと思った。
  • 空気階段は単独fartでやってた高校生クイズ王のネタで沸きに沸いた。客層は女性多かったがw
  • 先週観た「THE CONTEへの道」の方が大会要素があるため全体的に締まっていた気はするが、これはこれで17組がのびのびとやっていて、見所のある良いライブだった。

 

 

 

⑤2022/07/20 真夏の笑フェス2022

 

 

 

 

長くなったので続きは後編で

n-u-n-u.hatenablog.com

 

 

真夏の笑フェス2022に行ってきた

イベントについて

ぱーてぃーちゃんハンドサイン(ちょっと違うかも)
  • 上野公園の野外ステージ(水上音楽堂)というところで、初の訪問となった。
  • なぜかこれまでアンテナに引っかからず、初耳初参加のライブだったが、ネットを探すと2009年のレポとかあったので、毎年ずっとこの会場でやっている、結構歴史あるマセキ主催の催しらしい。
    • マセキ主催とは言え、ゲストが異常に豪華で、キャンセルを含むと、
  • 会場スタッフが結構多めだった。過去のライブレポを観ると芸人さんらしい。でも残念ながら超若手だとあんまり顔認識してないのだよなー。
  • 40組ぐらい出る割にチケット代が1,500円と、破格の安さ。キャパ1,200席でも180万の売上なので、とてもペイしたとは思えないが。採算度外視なのか。
    • これ、よしもとなら極端な話、若手とは言え10,000円してもおかしくない。
    • と言っても別に経済を回すことを悪いとは思わないので、普段のお笑いライブの料金に不満はないのだが、たまにはこんなお得なイベントがあるのはいいなあなんて素直に思ったりした。
    • ただ、これってマセキ有料会員向け先行があるので、もしかしたらそれ前提なのかも?すなわち月額500円(年6,000円)の有料会員向けの催しで、その余りを一般開放みたいな。
    • あとは平日の日中だから、というのもあるかもしれない。私は午後休とって参加した。

屋外のお笑いライブ

座席。風情があるけど2008年リニューアルらしい。
  • 初の野外お笑いライブに参加してみて、室内と比べて屋外特有の解放感があって気楽さが心地よかった。とりあえず雨じゃなくてよかった。
    • 一応天井はあるので雨が降ってもそれなりに防げるんじゃないかとは思うが、もし降られていたら蒸し暑くて不快だったかもしれないな。
  • 今回は最後列(19列目)の席だった。普段は室内の前目の列が当たることが結構多いので、それはそれで大変ありがたいことなんだけど、今回みたいな屋外の後ろ席ってどうしても距離感があるので前のめりにならず、気楽でいいなあと。
  • 35度とかの猛暑日の予報だったので大分覚悟して行った。
    • 持参したのは、
      • 虫除け
      • 冷感スプレー(服を冷やすやつ)
      • 冷感ジェル(肌を冷やすやつ)
      • クッション
      • タブレット
      • 扇子
      • ハンディファン
      • 飲み物
      • 帽子

      • と色々準備していって、それほど過酷な環境ではなく愉しめた。
  • マセキのイベントページでのアナウンスにもあった通り、長丁場で且つ木の座席なので、クッションは必須(100均で使い捨て前提で調達)だと思う。
  • 傘はもちろんさせないけど、席によっては結構日が射してたので、帽子とか何かしら日差し対策はした方がよさそう。具体的にはE、F、N、Oあたりの右ブロックの前~中央付近は16時でも結構日が入ってた。

オフシーン

  • 今回、後ろの右側の席だったため、関係者口と楽屋の通行路が見えて、芸人の入りと捌けのオフシーンが俯瞰で見れたのがとっても貴重な体験だった。これは今後あまり目にすることはできまい。
    • (敬称略)三四郎狩野英孝かが屋スーパーニュウニュウ、高田ぽる子、ニッチェ、パーパーウエストランド、オダウエダ、ザ・マミィ、納言、ぱーてぃーちゃん、ママタルト、宮下草薙、やす子、吉住あたりは確認できた。
    • そんなオフシーンを記すのは野暮とは思うが、以下備忘録的に印象深かった方々を。
      • 宮下草薙の草薙さん。楽屋前の階段付近をいつまでたってもうろうろうろうろ、ぐるぐる歩き回ってた。あれは何かネタを覚えようとしてるのかなと思ってたら、出番で全力でネタ飛ばしてたので、我が家の判定では「あれはネタ合わせしない宮下が悪い」ということになったw
      • ウエストランドの井口さん。こちらも結構長い間、楽屋前の通行路にいてママタルト肥満さんとか色んな方と談笑してた感じ。でもなんか、どこか出番前に客席の沸きっぷりを感じつつ、集中力を高めてる様子だった。
      • 吉住さん。舞台衣装(OL)に着替えた状態で、駐車場に戻って一人ぼっちだったのが印象的。こちらもネタ前に集中してたのかなー&人見知りなのかなー的な。
      • 狩野英孝さん。色んなスタッフや演者と談笑されていて、スター性と人望が伺えた。特にニッチェのお二人と仲良さそうだった。調べたらなんか歳も1~2年しか違わないし、日本映画学校の先輩後輩だしで、実はすごい関係性深そう。
      • ぱーてぃーちゃん。こちらも買い出しやネタ合わせしてたのか、通行路を3人で何度か往復されていて、なんか仲良く楽しそうだった。
        • どうでもいいが、すがちゃん最高No.1って本当にいい芸名だな。
      • 高田ぽる子さん。先輩やスタッフだろうか、目上への深いお辞儀が印象的だった。香盤がぽる子さん→やす子さんだったのだが、ぽる子やす子のANNPでお二人がルームシェアされていた話も聴いていたので、なかなかそういう意味でもニクい香盤だと思った。
      • かが屋。今回のトリ。駐車場付近で二人長い間ネタ合わせ集中してた。マジメなのだなあ。
      • オダウエダ。小道具コントな芸風なので、大きそうな小道具をお二人で搬入しててなかなか大変そうだった。
        • オダウエダは今回、出番が四千頭身の次だったのだが、舞台上の出入口代わりの衝立があまり高くないことで、ちょいちょい謎の大きな小道具が見切れてきて、ネタの邪魔になってて面白かったw

ネタ感想

  • 配信もなく、屋外の緩い雰囲気だったので、やっぱりネタから降りた笑いが沸きに沸いた。悪く言うと安い笑いっちゃあそうかもしれないが、別に賞レースではないんだし、そっちの方が面白い。
  • だって普通にネタ観たかったらTV収録のネタ番組でも観てればいいんだし、ライブはそういう不確定要素があった方がどうしても楽しい。
  • その点で、三四郎宮下草薙パーパー、ぱーてぃーちゃんあたりがよかったかなあ。
    • 宮下草薙は前述の通り草薙さんが思いっきりネタ飛ばしたものの、日常茶飯事なのか(そういや正月の生番組もだったな)、宮下さんの見事なリカバリー。しかし草薙さんは自分でネタ書いてるのに、どうしてネタ飛ばすんだろうなw あと、絶対単独ライブやらないんだろうなー的な。ツーマンでもやらないかもしれんw
    • パーパーもネタ飛ばし。あいなぷぅさんとほしのさんで、次そっちだよ、いやそっちだよと手を出し合ってワチャってるのが面白かった。実際飛ばしてたのはあいなぷぅさんらしく「ああ(そうだった)!」と完全に降りてたのが面白かった。会場も大変沸いた。
      • しかしパーパーも正直やっぱいま仲良くなさそうなので、今後どうなってくのかなあ。10年後とかで二人ともアラフォーになって、芸人的な活動をしてる気がしない。最初に出てきた頃好きだったのだが。
    • ぱーてぃーちゃんも、序盤からすがちゃんの滑舌が怪しく、途中でネタ諦めて(それが潔くてすごい!)写真タイムへ。信子さん、きょんちぃさんのアドリブイジりがすごく達者(早くて上手い)なので、今後もっと活躍しそうだなーと改めて思った。そして撮影係として奥から連れて来られる出番後のやす子と、やす子が逆にすがちゃんに撮影させるというムーブに沸いた。
  • そういった降りた笑い以外で、純粋なネタで一番面白かったのはやっぱウエストランドかなー。贔屓目もあるけども。
    • でも、多分このライブ、客席のお笑いマニア指数相当高そうな気がする。というのもリピーター聞かれて半数近く手挙げてたし、そもそも平日の日中午後に5時間半のお笑いライブを観ようとする人たちだ。
    • なもんでウエストランドのネタも、井口さんを知っているからの面白さが割とあって、他の現場でやるとここまで爆発しないかもしれない。
  • ナイツは土屋さんがコロナのため、急遽塙さんピンでの登場だったが、なぜかケーシー高峰漫談で、会場の空気が冷えっ冷えというか、まあ良く言って二分されてたw
    • なんでケーシー高峰なんだよ!やりたいだけだろ!と思ってたが、Youtubeで既にケーシー塙やられていた。好きなのだなあ。
  • 四千頭身は宣誓のネタ。
    • うーん、本当出だしの頃はあんなに面白いネタ連発してたし、彼らのTVブレイク直前の3年前に開催された第3回の単独「テイクミーアウト」にも行って、どのネタも面白かったものだが、なんか残念ながらそこからピークアウトしてしまっている感じがする。
    • わからない、ちょっと前に都築さんがツッコミになって、それがすごく面白い!みたいな話を聞いて、それで勝手に期待値上がってただけかも。
    • 「あちこちオードリー」で後藤さんが「いまや俺らの笑いで笑うのがダサいとまで思われてる」とか嘆いていて腐り芸ムーブしていたが、確かにそういう意地悪な人も世の中いるのかもしれないけど、ファンとしては単純にネタのクオリティが下がってきているような。そしてそれは多分、一気に露出しすぎたことで(毎週のようにネタパレ出てるし)、以前ほどひとつひとつのネタに割く時間がとれなくなっているせいなのではなかろうか。
    • なので事務所の先輩アンガールズのように、年一で単独打つとか、そういう初心ライクな方向でもがんばってほしいかなーと思ったりする。

〆の感想

  • 当初は、屋外でお笑いライブ~?まあ話のネタに行ってみるか、ぐらいのノリだったのだが、独特のお祭り感が心地よく、想定外に大満足のライブだったので、来年2023年のもぜひ行きたいなーと思った。
    • 何しろ今年もコロナで、ナイツ、キュウ、モグライダー、ヨネダ2000らがキャンセルになってるぐらいだから。今年のメンツにさらに彼らが乗ってくると思うと、若手~中堅のベスト盤みたいな本当凄いキャスティングのライブだ。
    • これ、毎年観るほど歴史も積み重なって、より面白くなるライブと思う。

2022年6月の回想

2022年6月に買った本

 

 

 

2022/06/26 M-1レーニング2022

M-1レーニング2022
  • ルミネtheよしもと。去年もやってたらしい。
  • MCはパンクブーブー。本日6ステ目みたいで疲労困憊な感じだった。お疲れ様です。
  • 香盤は下記
    • リップグリップ
      • 京大卒コンビ。でも今日だけでも慶應卒の令和ロマン、真空川北、青学卒のサツキ門脇、真空ガク、中大マリオネット井上、と高学歴芸人多いなあ。
        • 最近の若手だとストレッチーズだったり、ゼンモンキーもそうか。
        • 養成所の人数もまた増えてきてるらしく、鬼越だったか曰く、芸能事務所がホワイト化してきたことが原因とか言っていたような。
    • 人間横丁
      • 直前にゴッドタンのこの若手知ってんのか2022に出てたので、おーこの人たちか!という感じ。癒し系ほんわか漫才。女性の方、内田春菊さんの娘さんって本当?
      • 売れるならM-1とは別のルートで、このままネタがんばって続けていけば、ぼる塾みたいな感じで売れそうな気がする。ただ認知を広げるために3回戦ぐらいに進みたい感じだろうか。
    • ぐりんぴーす
    • サツキ
      • ムネタさんのキャラが亜流春日な感じながら、コンビニバイトエピソードが面白かった。カカロニと被るか。でも二人とも35超えてて苦労人。
    • 新作のハーモニカ
    • TCクラクション
      • ハライチみたいなノリボケ漫才で面白かった。
    • 令和ロマン
      • タイムアップ待ち。
    • 蛙亭
      • KOC決勝出てるし、優先度はどうしてもコントの方では。
      • コントでは台本がない(テーマ箇条書き系)らしく、ひどいときは舞台直前で渡されるらしいが、そういや漫才はどうしてるんだろうな。作家入れてちゃんと台本にしてるのだろうか。
    • THIS IS パン
    • マリオネットブラザーズ
    • くらげ
      • 去年か一昨年見て好きになったくらげ。今回も面白かった。普通に準決勝とか行って、敗者復活でTV出てもおかしくないぐらいだと思う。
    • オッパショ石
    • 真空ジェシカ
      • 余裕の佇まい。マジメにネタやる気なしw
    • キュウ
      • 安定のキュウワールドながら、ちょっとだけM-1向けに寄せた感じの漫才。
      • 相変わらず決勝進出は難しそうだなーと思うものの、業界内評価が高いので、ネタ番組にはそれなりに出てきているので、こうなるとM-1の決勝に行く必要があるのだろうかとも思う。
        • 先日見取り図の盛山さんが「テレビでネタやったりするのを目指してがんばってきたのに、賞レースのために隠さないといけないと本末転倒」みたいな話してて、確かに!と思ったものの、逆にテレビでネタやれるレベルの人は、もうM-1優勝目指す必要ないのではなかろうか。
        • そうなると、キュウの場合このまま永遠の準決勝というのも熱い生き様な気がする。
        • 平場やクイズ番組、ロケ番組でバリバリやりたい!ということなら決勝行きたいところだろうけど、あんまりそこを目指してもいないような気がしないでもない。
    • ヨネダ2000
      • こちらも期待通りの面白さ。時間切れで爆発したものの、そこで腰砕けになる誠(清水)さんがかわいらしかった。
      • メチャ面白いんだけど、面白すぎてちょっと出だしの四千頭身の匂いがほんの微かにしなくもない。
        • 四千頭身は第七世代ブームに乗って一気にTV露出したことでネタが弱くなり、賞レースは厳しくなってしまったが、ヨネダ2000はその路線は行ってほしくないなあ。まあ舞台がちゃんとあるから大丈夫か。
      • パターン面のポテンシャルが未知数ながら、いまのシステムを飽きられる前にM-1決勝に行くのがベスト。
  • ライブ後のMCで、〆を任されるキュウ清水さん。
  • ライブ後、M-1ファンクラブ会員向けに、香盤表を印刷したものにサインが書いてあるものをプレゼントしてるみたいだった(ちとしょぼいか)
    • あれ、誰のサインだったんだろう。1組っぽかったけど。もしかしてMCパンクブーブーだったり。
    • M-1レーニングはそこまでチケット倍率高くないせいか、そのファンクラブ特典もらってる人は大分少ないようだった。ルミネtheよしもと500人キャパ中、あのペースだと50人とか?では。なので5~10%程度なように見えた。
    • M-1ファンクラブ入るの悩むな。FB必須じゃなければ全然入るんだけどなあ。

 

 

 

サーキュレーター購入

  • サーキュレーターって単に部屋の空気を循環させるだけでしょう?と思ってあんまり興味なかったが、彼女が冷房苦手なので(俺はエアコン大好き)、折衷案的に導入してみたところ、とても良いものだということがわかった。
  • 買ったのはアイリスオーヤマのやつ。出荷数的にも信頼度高そうだったので。
  • でもモーター系製品なので異常発生確率はある程度高そうと思い、一応長期保証はつけた。
  • 単純っちゃ単純な商品なので、雑貨店なんかにも安いの結構あったりするけど、この商品はメーカー製のをちゃんと評判確認のうえ、保証伸ばして買った方がいいと思う。
    • というのもファン系って結局、PCファンや空気清浄機なんかもそうだけど、それなりに部品消耗度が高く、結構異常発生しやすいから。
  • 寝苦しい寝室で直接肌にあてることはせずとも、壁に向けることで間接照明ならぬ、間接空調効果を感じる。
  • 浴室も、使用後に水分を簡単に切ってからサーキュレーターかけとくと乾燥が早くてとてもよい。
  • 洗濯後の乾燥にもいいらしい。
    (うちは乾燥機を使っているので、あんまりその点の恩恵はないが)
  • あまりにも良かったので、2台目を早速買ってしまった(風呂入ってから寝るときとか、浴室用と寝室用に2台同時にほしい)。

 

 

 

水墨ビックリマン

水墨ビックリマン
  • この頃のちょっと前のオードリーANNで、若ちゃんが呪術回戦にハマり、ロッテから出てる呪術回戦マンチョコを買っているという話があった。
  • その流れで、水墨ビックリマンが出ているという話になり、ビックリマン直撃世代だったもので、急に興味沸いてコンビニやスーパーで見つける度に買った。
  • しかし生産ロットはそれほど多くないのか、コンビニから消え、スーパーから消え、最後に買えたのは錦糸町のロッテホテル内にあるセブン。
  • 35種コンプは無理っぽいが、とりあえず水墨スーパーゼウスと水墨ヘッドロココが出たので満足
  • 大塚英二さんが物語消費論で論じてた記憶があるが、現代ゲームのフレーバーテキストの走りなのだろうか。再読したいけど、さすがに本どっか行っちゃったな。

 

 

 

3年ぶりにスーツ新調

  • 都内の新規感染者が下降傾向で落ち着いてきたため、4ヵ月ぶりの出社設定がされた。ダルい。
  • 引っ越しの際に夏用スーツを1着しか持ってこなかった(冬引っ越しだったので冬用は3着)ので、取りに帰るのも面倒で、久しぶり(3年ぶり)に新調した。
  • 池袋にある都民共済ブライダルセンターでのイージーオーダー。
    • DRAGOのSuper 130'sのシングル+2パンツで48,125円(グローバルスタイルとか、普通のオーダー屋でこのセットだと、8万とか倍近くする)。
    • せっかくオーダーならとつい追加しちゃって、袖口本開きとか水牛角ボタンとか裏生地レーヨンとかオプションつけて52,000円ほどになった。
    • 都民共済のスーツは非営利の採算度外視でやってるため、生地の割に圧倒的に安いのでオススメ。
    • ただ、選べる生地は限界があって、昔はチェルッティやカノニコやドーメルなんかもあったけど、いまはほとんどDRAGOぐらい?
  • もちろんゼニアとかロロ・ピアーナの生地はない。そういう超高級生地スーツ作ってみたい!という時期もあったが、結局スーツって消耗品なんですよね、ある程度。
    • 着用回数を考えてみると、たとえば春夏か秋冬のどっちか用に2着のスーツがあり、1週間交互に回すとすると、1着あたり25週×2.5回で1年72.5回ほど着ることになる。
    • 3年ぐらいでそれなりに消耗してきて、5年ぐらいで厳しいかなあという感じ。それぐらいの消耗衣類品に20万とかかけられるか、というと年収2,000万ぐらいないとなあ。
    • なのでそれぐらいの消耗品となると、5万程度のほどほどのもので十分なのであった。
  • ともあれ久しぶりの新調は楽しかった。ちょっと計画性のない急な入用だったので、悪い時期に行ってしまったが、次回はちゃんと生地が充実している時期に行きたい。

 

 

 

 

2022/06/11 あの夜を覚えてる 一夜限りの上映会

あの夜を覚えてる
  • 佐久間さん総合演出で、ANNでも散々触れられていたオンライン演劇。
  • 正直演劇にあまり感度がないため見合わせていたが、えらいチケットが安かった(1,500円!)ので、東京国際フォーラムの上映会に行ってみた。
    • 5000人のキャパ、ほぼほぼ埋まったのではなかろうか。スゴイ。
  • ラジオ局に入社した高橋ひかるの新人AD時代とその2年後のD時代2部構成になっていて、労働モノとしてのパトレイバー感だったり、ラジオ特有のドタバタ感は三谷幸喜ラヂオの時間」とか、色んなmeetsを感じて愉しめた。
    • 前半観ただけで、こりゃあ確かに抜群に面白いし、ブルーレイにすればいいのになーと思ってたら、上映後にブルーレイ発売発表。そりゃそうか。
    • 結構長時間作品のため、上映会も途中で幕間の換気&休憩タイムが挟まれる。でもそこも、架空(作中設定)のDJ松永さんANNだったり三四郎小宮さんANNだったりの映像が挟まれてて、ま~ANNファン心をくすぐること。
  • ラジオは話がうまい人だけのものじゃない、という下りにちょっとグッときた。
    • しかしラジオってなんだろうな。
      • 耳だけで楽しめるので、目と手を使う作業に同時並行で楽しめる。
      • ANNとか2時間の生放送なので「ウソがつけない」。いわゆるニンが出るというか。結局そこに行きつくのか。TVだとそういうの出せないもんなあ。Youtubeでも毎週2時間はキツいと思うし。

 

 

 

アロハシャツ

こち亀100巻「アロハ天国の巻」
  • 暑くなってきたので、近所の軽い買い物用にアロハシャツを買ってみた。
  • なんか昔こち亀で、暑さ対策にアロハ!日本人体形にぴったり!公務員もサラリーマンもそれで勤務すべきだ!みたいな話があって、結構印象に残っていたのだった。
    • こち亀って両さんの無茶苦茶な強弁を力説するところが大好きなんだよな。またこち亀が集中線の迫力すごいのよ。
      • ついでに、自分でもなぜかわからんけど、両さんがちょっとひどい目にあって「こら!」「誤魔化すんじゃない!」とか言ってツッコむシーンがたまらなく好きだ。ツッコミ両さんが好きなのだろう。
  • アロハシャツは数多くあれど、せっかくなので、ちょっと前にアメリカンアパレルのパーカーを買ったところ(上野ジャラーナ)で、USA製のアロハシャツを注文してみた。アメカジの波が来た。
    • しかし、いつもLサイズを注文してるノリでLサイズ注文したら、USAのLはさすがにデカかった!反省。
  • しかし、おっさんの夏服はアロハがベストだな。本当にちょうどいい。
  • だが、彼女からはゆたぼんと言われてしまい、憤慨する。

 

2022年5月の回想

2022年5月に買った本

 

 

リビングテーブル注文

BIS ダイニングテーブル(購入先の宣材写真です)
  • いまの住居に引っ越して10ヵ月ほど経ち、ゴールデンウイークにリビング用のダイニングテーブルをやっと注文した。
  • ウッドショックがすごい言われた時期なので、もしかしたら値上がりしたり欠品したりするかもなーと。
  • 実物を観ないで一定額の家具を買うのは多少勇気が必要だったが、足の形がシャラくさくもカフェ感かわいい(FLYMeで取り扱われている程度にデザインプロダクト)のと、商品説明のディティール、クチコミを総合的に勘案して選択。
    • この足のロッキングデザインがなかなかなくて、本当にかわいい。
  • 楽天マルキン家具さんで注文。FLYMeは組立まで込みの料金なのか、1万ちょっと高かった。二人がかりの作業なので玄関までの配達で十分だった。
  • これでリビングがソファーダイニング生活になって、より堕落度が上がった。
  • 横120cmで二人並んでご飯を食べるのに不自由しない感じ。
  • 質感も重厚なウォールナットで(重かった!)、いい買い物ができた。

 

 

2022/05/01 イビチャ・オシムさん訃報

オシムの言葉 増補改訂版
  • 遂にオシムさんが泉下の人に。
    • numberで時折出てくるリモートインタビューでもなかなか体調が悪そうだなあという感じだったのだが、思いのほか早い旅立ちとなってしまった。
  • 稀代の名将どころか、ほとんど哲学者の佇まい。偉人と言うほかない。
  • 南アフリカW杯は岡田さんがよく引き継いだので、南アフリカW杯は良い結果となったが、やはりそれでもオシムさんの日本代表のワールドカップを観たかった。
  • ちょうど、この文春文庫から出た「オシムの言葉 増補改訂版」を前年に買ってたところだった。
    • これ、そこそこプレミアついてるけど、なぜ重版しないんだろうな。
  • 本を手繰ったら一ヵ所、付箋貼ってた

「一年前に私は『日本化』という言葉を使いましたが、日本人が大事にしているメンタリティーや慣習の中には、教わり学ぶ、という人と人のよい関係を妨げる要素もあるようですね。(略)一つ例を挙げれば”曖昧さ”でしょうか。私は日本人に、あまり責任や原因を明確にしないまま次に進もうとする傾向があるように思います。

 私には、日本人の選手やコーチたちがよく使う言葉で嫌いなものが二つあります。『しょうがない』と『切り換え、切り換え』です。それで全部を誤魔化すことができてしまう。『しょうがない』という言葉は、ドイツ語にもないと思います。『どうにもできない』はあっても、『しょうがない』はありません。これは諦めるべきではない何かを諦めてしまう、非常に嫌な語感だと思います。」

  「失敗の本質」に書いてあってもおかしくない慧眼に思う。

    • 確かに当時の代表選手は(今も?)、重要な試合での敗戦や引き分けの度に「切り換え」「切り換え」と繰り返したような印象がある(まあ勝っても言ってたが)。
    • もちろん当の本人たちは百も承知で「ちゃんと原因を分析した上で、気持ちを切り替えて次に挑む」ということで言ってたんだろうけど。責任を積極的に明確化しないというのは日本人のDNAなのかなあと。
      • まあ、でも実際闘莉王のミスだったり、香川が決定機外したりで負けたとして、それを他の選手は特にメディアの前では指摘しにくいよな。
    • これ、失敗をいつまでも引きずれというわけではなく、原因に本当に真摯に向き合っているのか(軽い振り返りで済ませてないか)ということを言わんとしてるのだろう。
    • そもそも、日本サッカー協会だって思い返せば2006ドイツW杯で惨敗に終わったジーコジャパンを総括する前に、オシムさんを発表したような。これもしょうがない/切り換えイズムなのだろうな。
  • しかしオシムさん級の名伯楽が日本代表を率いてくれることは、今後なかなかないだろうなあ。本当に合掌。

 

 

イカゲーム

  • ブームから随分遅れたが、ゴールデンウイークで一気見した。韓国産のネットフリックスドラマ全8話。大変面白かった。
  • デスゲームものは日本の方がバトルロワイヤルとかGANTZとか、カイジとかでたくさん先行供給されていて云々~な言説を目にして、確かになあとも思ってあんま積極的に興味持たなかったが、考えてみたらバトロワとか、読んでも観てもいないのだった。GANTZ読んだぐらいだ。
  • 韓国は映画「パラサイト」もそうだったけど、大変過酷な格差社会というイメージがあり、その先進的ディストピア感になんか説得力がある気がする。下層の描き方にパンチ感があるというか体重が乗ってる描写な感じ。
    • 新自由主義の極北というか。日本は本来いろいろ反面教師にしなくてはいけないのだろうけど、どうも10年遅れぐらいで追随している気がする。それをネオリベ識者は「グローバル時代だからしょうがない」とか言ったりするのでうんざりするのだが。
  • 細かい設定周りだと、、、
    • 500人近くも拉致されたあと、一旦元の世間に帰されたのち、その一定数が警察に駆け込むとして、それが隠蔽しきれるものなのか?
    • また、その規模の行方不明者が出て、隠し通せるものかというのはどうかなあ。
    • いくらなんでも潜入した警官、捕まらなさすぎだろう。
    なんかは思わなくなかったが、概ねエンタメ愉しめた。
  • 退場シーンがピークになるのは連続ドラマでは止む無し。やっぱりなんだかんだでそこがグッとくるのは、鎌倉殿の13人も同じ。
    • 臓器売買の医者、出稼外国人、チンピラ、前科5犯の情婦、鼻ピアス女、クリスチャン、そして脳腫瘍爺さん、皆良いキャラだった。追いつめられて花が咲く。
  • ラストはまあまあの読後感。
    • ゼッケン001のおじいさんが黒幕ということで理由等が開示されるが、どうも説得力が薄かった。
    • 大会の規模(とリスク)の割に動機付けが弱い。←ただの難癖です。
  • しかしシーズン2が楽しみだ。
    • 大会側の人員についての説明(どうスカウティングされ、どういった経緯で職についているのか)
    • 元優勝者であるフロントマンの経緯。(優勝者が必ずなるわけではない?)
    • 韓国大会以外の世界大会。
    このあたりが気になる。
  • 大会賞金だけで一大会45億が積み上げられていたが、確かに世界的大富豪にとっては大したことのない額なのだろうなと思った。
    • ジェフベゾスの個人資産が20兆らしいので、一人だけでこの大会5,000回近く開催できることになるw 1ジェフベゾス=5,000イカゲームである。
    • そういうアプローチ(経済的持続可能性の裏付け)はあってもいいのかもなと思った。

 

 

PL21-22終了。アーセナル5位に終わる

  • 序盤はこのままだとまた8位前後になりそうで、いよいよやばくね?ってところからはよく持ち直したが、年末に調子が上向いてヘタにベスト4、CL圏内いけそうだったのでやや落胆。
  • まあでもamazonのall or nothing、今期はアーセナルだったらしく、撮れ高は十分だったのではなかろうか。
    • シーズン開幕3連敗で降格圏
    • 補強組(ウーデゴール、ホワイト、ラムズデール、富安)の成功
    • 新DF陣(ラムズ、ティアニー、ガブ、ホワイト、富安)のクオリティ
    • 序盤、ティアニーの離脱とタヴァレスの活躍
    • 傷心のサカに対する温かいアウェーオベーション
    • 不振と問題行動から放出されたオーバメヤン
    • ラカゼットの再登場とエンケティアの台頭
    • 一時は3位チェルシーにも迫るが終盤大失速
  • 終盤スパーズとの6ポインターなアウェー戦で、0-3で完敗したのが悔しい。
  • 結果だけだと悪くないシーズンというか、前年8位だし進捗があったかもしれないが、一貫性がとにかくない。3~5試合ごとに波がある感じ。
    • 戦術や個人能力の問題はもちろんなくはないだろうけど、試合ごとにファインフォームとダウンフォームの差が激しい。
    • ダウンフォームのときは、まるで試験前とかで勉強しなきゃいけないんだけど、やる気が出ない状態みたいな感じの重さで観てられない。
  • 調子が落ちると、プレイの精度が落ちたりするというより、急に運動力が少なくなって非ポゼッション時は寄せが甘くて、楽にゴール前まで突破されてしまい、一方ポゼッション時は動きが少なくて簡単にハメ込まれてしまう。
  • ARSENAL CHANGE EVERYTHINGさんで昔たまに、メンタルコーチを雇えば?というのが冗談的に書かれていたが、コーチの専門が細分化されていっている昨今、あながち無くはないかも。
    • 幸い、運動能力を向上させるドーピングは禁止されているが、催眠術やなんかでのメンタルのブーストは禁止されてはいまい。
  • 正直、ペップとクロップがいる間は優勝争いは難しいのかなーと思うので、現実的な目標は安定的に4位に入ることかなと思うが、そのためには結構この夏も補強が必要そう。
    • 具体的には、①収められて点も取れる屈強なFW、②ティアニー離脱時のLB、③パーティ離脱時のDH、④ジャカのリプレイス、⑤富安離脱時のRBといったところか。
    • 稼働率が低く、かつ高性能の③パーティの控えが重要だと思うが、プレミアのプレス、インテンシティに耐性があってボール運べるDHなんて滅多にいなかろうということなのか。
    • 幸いサリバが無事に帰還するのであれば、ホワイトをRBにしたりして対処できそう。
  • でも今期、試合数少なかったのにご覧のスタメン稼働率疲労度だったので、これで来期ELの試合が増えたらどうなんだろうなあw また8位とかにならなければよいのだが。

 

 

 

2022/05/07 ヘンダーソン単独 おいもちゃん

ヘンダーソン単独ライブ おいもちゃん
  • 去年のM-1の敗者復活戦で見た、フェイント漫才に魅了されてライブ行ってみた。
  • 東京での知名度はやはりまだまだで、新宿サザンシアター結構スカスカでかわいそうだった。
  • 客層が若い女性客が多くて、ちょっと居心地悪かったw
  • 東京ダイナマイトとか佐久間さんのラジオイベントだと8~9割おじさんなのに、全然逆だった。ヘンダーソンってそういう人気なのか?あまりそうは見えなかったので意外だった。
  • 良いライブだったが、1時間半?でネタ5本ぐらいと幕間V、ゲスト:インディアンス、すえひろがりずとのゲームコーナーな構成で、まあまあという感じ。
    • ネタはどれもとても面白くて期待通り満足だったけど、どうしてもまだ賞レース用なのか、短めだったのであまりお腹いっぱいにはならなかった。
  • 平場全然見たことないけど、オールザッツ漫才で優勝したとのことで、ブレイクの可能性全然あるのではなかろうか。
  • コント入りと見せかけて自虐って立派な発明だし、わかっても笑っちゃう(これってすごいことだ)不思議な魅力がある。売れてほしいなあ。
    • でもその一方で、システム好きなのにいまいちなぜか売れなかった例として、イシバシハザマがいる。あのルートに行かなければよいのだが。
  • 京進出すごい迷っている状況だろうなあ。
    • それほど呼ばれてないから全国知名度は低いが、かといってもう次14年目とかでぼちぼちM-1ラストイヤーも近づいてきてるし。決勝一回でも行けたら思い切って進出しやすいと思うが。
  • 帰りはお隣のタカシマヤの中村屋でカレー食べた。おいしかった。

 

 

 

シン・ウルトラマン

シン・ウルトラマン
  • シンゴジは観るの遅れて、去年やっとアマプラで観た程度だったが、せっかくならシンシリーズ全部観ておこうか的な。
  • 大変エンタメしてた。巨大ヒーローが怪獣と戦うのはロマン。
  • ゼットン戦とかほとんどエヴァ感バリバリで、本当にこういうの好きなんだなwと。
  • でも最後、ウルトラマン任せにするんじゃなくて、地球人の力を集結させるんだ的な展開になったはいいが、現実的には各理系学者先生の知恵の力ということで、なんというか。それ以外の庶民ははあそうですか感。

 

 

 

ドクターストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス

ドクターストレンジMoM
  • MARVELのフェイズ4はシャン・チーぐらいしか見れてなかったが、ドクターストレンジは好きなので久々に。
  • 平日レイトショーとちょっと時期外れだったので、安く、快適な環境で鑑賞できた。貸切ってほどでもないが200人キャパで10人ぐらい。周り誰もいないのでのびのび。
  • それにしてもMARVELは、ヒーロー(たち)がヴィランを倒すというのを、本当に感心するぐらい手を変え品を変えで作る様式美に関心する。
  • 観るとやっぱ面白かったので、見逃してるやつ、特にスパイダーマンNWH、ブラックパンサー、エターナルズあたりは観ておかないとなーと思った。
  • ベネディクト・カンバーバッチ、は発音すると楽しい名前ランキング上位。

 

 

2022/5/18 行列の先頭44(配信視聴)

  • 直前にアメトーークK-PRO芸人回があった。
  • K-PROライブは一度見にいってみたいと思いつつなかなか機会がなかったが、行列の先頭は特に見にいってみたいと思いつつ、今回は配信視聴。
  • 虹の黄昏最高。彼らを見れただけで満足。
    • 以前、お笑い好きの少人数街コンみたいのに行ってみたとき、一人だけ大分熱量が一段深い子がいて、その子が好きな芸人に虹の黄昏を挙げていた。目は確かだなw
  • メンツが超豪華、というか、豪華になったというべきか。確かに去年のM-1はそうした大きな動きを感じさせるメンツだったのだなあと。
  • ランジャタイのナガノ漫才が最高だった。
  • 次は秋ごろにまたあるかと思うので、それは参戦したいなあ。

 

 

2022/05/20 鬼の頂

鬼の頂
  • いつもの有楽町よしもとシアター。毎回変な時間にやってる印象だが、今回の金曜夜は良い時間帯なのでは。
    • このときはテレワークだったので家から外出したが、普通に出社してるなら一番良い時間。
  •  鬼越は喧嘩入りからの西友でゾンビ漫才。
    • ドンキは信用できない、で沸いちゃう客層よ。
  • 今回のトークパートの主なテーマは
    • デニス松下宜君は変なやつ(ご結婚おめでとうございます)
    • 坂井アザラシ改名プラン
    • 前目の席で寝てる二人の爺イジり
  • 今回も面白かったけど、鬼越コットンデニスの共通マネージャー小菅さんが劇場に異動とのことで、このライブもどうなるのだろうか。
  • 続けてほしいけど、客数的に割に合わないのかなあ。
  • 金ちゃんが「徐々に増えてる」と言ってて確かにそんな感じがするので、草の根的に続けてもらえると嬉しいのだが。
  • 有楽町の三省堂書店、色んな書店を探しても現物を見たことがなかった、ノブコブ徳井さんの「敗北からの芸人論」が置いてあって、さすがニッポン放送のお膝下と思った。
    • 有楽町でお笑いライブ観るとき(有楽町よしもとシアター、よみうりホール、東京国際フォーラム)って、あんまついでに寄るところがなくて、せっかく行く割になんかもったいなく思ってたが、よい寄り道先ができた。

 

 

 

2022/05/27 ぼる塾単独オードブル

ぼる塾単独オードブル
  • オードリー若ちゃんも休日にお忍びで劇場に見にいったほどのぼる塾。
  • 一見、第7世代の一員として消費されている感もあったが、一方で、無理をせず地に足つけた感じの活動っぷりで、割とマイペースに我が道を行っている感がある。
  • 単独だとやっぱり漫才の尺も長めで、伸び伸びとした舞台でとても良かった。
    • 早口でまくし立てる系じゃなく、割とスローテンポな漫才なので、TVよりも劇場の方が格段に良い。
    • なのでM-1はやっぱり今後も厳しいのかなーと思うが、M-1向け漫才だけが正義なわけではないので、ぼる塾はいまの世界観のまま楽しくネタをやっていってほしいなと思う。
    • M-1ナイズのテンポではない分、聞き疲れなくて、それでいて丁寧でパンチ力のある笑いが続くので、本当にずっと面白い。
  • 漫才5本コント2本幕間Vとで、大満足の1時間半だった。これはもし来年やるなら絶対観たいぐらい。
  • 東京公演千秋楽ということで、酒寄さんも登場。初めて4人の漫才やコントを観た。
    • やはりその4人漫才が見どころ(今後の活動のスタイル的に)だったが、どこか超新塾っぽい動きのローテーション漫才な感じだった。間がまだちょっと手探り感あったけど、そこがまた味があってよかった。
    • が、酒寄さん本人としてはプレッシャー半端なかっただろうな。noteでも幾分吐露されていたが。
  • ぼる塾は、アメトーークネクスト第7世代の回で、あんりさんがそいどいの竹馬さんを激しく攻め立てて、その口調と佇まいが凄まじく、あの場を完全に制圧していたのが印象深い。ツッコミ技量半端ない。
    • 調べたら2020年3月放送だったらしい。たった2年で大きく売れたなあ。あと、出演者には先日解散したはなしょーもいて感慨深かった。
  • そのうえで強キャラの田辺さん(27歳でギャルになり29歳でNSC入学ってヤバすぎる)、サイコパスなはるかさんが脇を固め、そのうえ酒寄さんのエッセイストとしての文才たるや。すごい才能豊かなカルテットなんだなあと改めて思った。
    • 酒寄さんのぼる塾日記は、渋谷∞ホールでサイン本があったのでそちらを買った。
  • あと、なぜかどこか品がある感じがする。出目とかそんな感じは全くしないのだが。
    • 下世話な下ネタにいかないところとかだろうか。
    • 酒寄さんの本もそんな感じだもんな。
    • 3時のヒロインとかとの差はそこなのかも。そう考えると理想の売れ方なんだろうな。

 

 

 

上島竜兵さん訃報

  • まさかの訃報。RIP。
  • 日本中に衝撃が走った。上島さんぐらいの知名度・現役度の芸人の自死は前例がないもんな。芸人という職業の影響力を感じた。
    • これやっぱ、同じ芸能人でも俳優や文化人、アスリートの自死とかとは意味合いが全然違う。 芸人とは人を幸せにする職業だからだろう。
    • 中でも特に上島さんって、いい意味で思想がなさそうな古典的コメディアンの代表だっただけに衝撃が大きいのだろうな。
    • 片岡飛鳥さんだったかな、高須さんとの対談だっただろうか、「日本中を笑わせて幸せにした量」というものを考えると、明石家さんまさんには国民栄誉賞をあげるべきみたいな話をしてたの思い出した。
    • 例示はともかく、それぐらい人を幸福にするという意味で立派な職業なのだと。
      • 大学生ぐらいのとき、好きなタイプ欄に「おもしろい人」と書く女性のことを「ケッ、てめーが笑いたいだけじゃねぇか」と腐してたが、いまおもうと、そりゃ笑わせてくれて幸せにしてくれる人がいいよな。何も悪くない。
  • 昨今の表現規制によるダチョウの芸のしにくさとか、盟友出川哲郎さんとの差とかも一瞬頭をよぎったが、生活に困るほど仕事が特段減っていたようにも見えないし、やはり過度のアルコールによる突発的な気の迷いかなあと。
  • アメトーークなんかでも、竜兵会ほか出演される度に、毎度どれほど笑わせてもらったことか。
  • それでも世界は廻ってゆくが、本当に寂しい話だ。